退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ラノベバトルのテンプレだったが、面白くカッコイイ!
あらすじ
己の魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い≪魔導騎士≫
その学園に通う黒鉄一輝は、魔導騎士としての能力が低すぎて留年した
≪落第騎士≫(ワーストワン)だった。
そんな彼は、10年に一人の天才と呼ばれる≪A級騎士≫の異国の皇女
ステラ・ヴァーミリオンから一方的に決闘を挑まれる。
だが、彼は周囲の予想に反し勝利してしまう。
一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だった。
騎士の頂点を争う戦いの中で最底辺から並み居る強敵を倒し駆け上がっていく一輝。かつての《落第騎士》は、やがて《無冠の剣王》としてすべての騎士から注目されるようになっていく。
そして圧倒的な才能不足を克服して高みを目指す一輝に、
ステラは次第に惹かれていく…
※公式サイトから引用
感想
主人公が非常に感情移入し易い好感の持てるキャラだったし、ヒロインも可愛いかった。しかも、割と最初の段階で付き合い一途なのも良かったですね
主人公は偶に天然な発言をしているが非常に努力家で才能は無いが努力で勝ちあがっていくという感じかな?また、他のキャラも非常に魅力的で、兄を溺愛している妹や、親友ポジションの男子がオカマ、すぐ吐血する担任教師や嫌味な敵役なのになぜか嫌いになれない桐原静矢など、個性的で変わった登場人物たちが多かった。
さらに、そのキャラクターの魅力を引き出した声優さん達の熱演も素晴らしかったです。本当にどのキャラも声優さんがハマっていたかと思います
この作品は、バトルシーンも迫力があり凄かった印象ですね。
私が今まで見たラノベバトル物では恋愛描写に力を入れているがバトルがおざなりという作品が多かったので素直に感心した。
一輝などの近接戦闘は見応えがあるものであった。対テロリスト戦時の『一刀修羅』使用時の色を選別する面白いカメラワークや、
珠雫VS会長戦やそれに対しての一輝VS会長戦は何度も見返してしまう程の迫力で、今年のアニメでもトップクラスでは無いかと思いますね。
また、OPやEDも非常に素晴らしいもであった!
スクライドで有名な酒井ミキオさんの歌うOP「アイデンティティ」と、ALI PROJECTの歌うED「波羅蜜恋華」
初見は映像共々「良い曲だけど合ってないのでは?」と思いましたが、
聴いてるうちに段々と格好良く感じてきた。
最終的にはこれしかないと思う程好きになりましたね。
最終話での挿入歌も非常に熱くて良かったです。
度肝を抜かれるようなドッキリする展開はありませんでしたし、
設定もそこまで奇抜では無いかと思います。
しかし、それで飽きるかといえばそんなことは全く無く、
ストーリーもテンポが良く見やすかったですし、要所要所で細かい演出が見られ、飽きないように作られており流石だと感心させられた。
非常に安定感のある作品になっていたと感じました。
ただ、ストーリーで気になったところが一つあり、主人公が赤座によって監禁されるシーンがありましたが、そこは説明が無く分かりにくいかと思いました。一輝は、監禁されている間異常なほど疲弊していましたが、その理由は自白剤系の薬で薬漬けにされた上に、食事や水をロクに与えられていないためです。さらに、親父の精神攻撃で心身共に疲労困憊している様です。
私は原作を読んでないので、この説明は友人から後で教えて頂きました。
けれど、その友人から言わせればアニメ化においてラノベのストーリーが削られるのは当然であり、多少不自然さが出てくる事は良くあることだそうです。原作既読の友人は、そこはアニメ化するラノベ作品を見る上では覚悟して然るべきであり、さらにこの作品はストーリーをカットした分、オリジナルのシーンを追加したり、エピソードの順番を入れ替える事でアニメしか見ていない人でも理解できるように努力しているらしい。
それを聴いて、そういう細かいところにも拘っていると分かり凄いと思いました。
放送前はあまり期待とかしてなかったんですが、思わぬダークホースでしたね。皆さんも「どーせ良くあるラノベ物だから…」と敬遠して見ていないんだとしたら、見てみることをオススメします!
せめて、4話まで見てから評価しても遅くは無いと思います。
最後に、お詫びを伝説のししとう様にご指摘されたのですが、
他の人のレビューを見て共感したところを自分の文章に昇華するつもりで書いていたのですが、どうやら自分で思っていたよりも引きずられ
ほぼ、まんまの文章になっていた様です!
パクリをする意図がなかったとはいえ、勘違いをさせてしまい不快な思いをしてしまった方にはお詫びを申し上げます!
今後は、このような事が無いように書きたいと思います