「ラ・セーヌの星(TVアニメ動画)」

総合得点
66.0
感想・評価
14
棚に入れた
91
ランキング
3077
★★★★☆ 3.6 (14)
物語
3.8
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

私的アニメ感想簿30

冒頭、断頭台に立つマリーアントワネット王妃の絵にナレーションとマリーを殺せの言葉の後、燃え上がる炎をバックに浮かび上がるラ・セーヌの星のタイトルと、これで馬に乗って駆け抜けるラ・セーヌのアニメ画が入ってなければ、実写特撮番組と勘違いするくらい、当時としては衝撃的なオープニングでした。
あと、「エトワール・ドゥ・ラ・セーヌ」など、時々入るアレーヌ(フランス人歌手)のコールがかっこよかったです。
堀江美都子(1・2話&再放送)の歌の方を憶えてたんですけど、ほとんどアレーヌが歌ってたんですね(汗)
当時はベレー帽(?)にマスクと太もも(おいっ)とそのファッションに惹かれてたんですけど、今観ると古い作品だけに、作画がキツイです(苦笑)
ベルサイユのバラをアニメ化しようと始まった企画が、最終的に何故かオリジナルになってしまったという、よく分からない経緯でアニメ化された作品で、花屋の看板娘がラ・セーヌの星となって虐げられた民衆のために闘う話です。
中盤までは勧善懲悪的な話なんですが、フランス革命の勃発に伴い、後半姉であるマリーアントワネットを助けようとするなど、虐げる側と虐げられる側の逆転が起きる展開は、おおっとなってしまいました。
フランス革命までに起きる数々の事件や、実在した人物(ナポレオンやモーツァルト、オルレアン公)も出てくるし、ただの少女アニメだと思っていたらもったいない作品です。
後半、ガンダムの富野喜幸(現由悠季)が監督してるだけの事はありますね。

投稿 : 2015/12/28
閲覧 : 544
サンキュー:

12

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