メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
好み。文明の衝突と個人の物語。
どことなく作画の迫力が欠けて来た気がする新シーズン。
それでも、炎竜との戦いが終わってから、
とてもおもしろくなってきました。
次で終わりか。続くといいな。
うさぎ女と揶揄される(というか、そのまま兎ですけど)テューレ推しなので、彼女が「面白くし」てくれる「意地悪さ」に毎度期待です。
とても感銘を受けたのはシェリーの次の2点
{netabare}
外務官僚の立場を超えて、
あの「うっとおしい」貴族の娘・シェリーを救った菅原。(第20話「こいびと」の回)
そして、そのひとりの少女を救ったがゆえにおきた戦いで、何人もの兵士が死んでいく。それをみて、目を逸らさないといい切ったシェリー。第21話「デッドライン」
価値観違う現代世界。現代世界では、貴族だから命が優遇されるわけではないですが、なんかうまいな、と。原作どおりなのでしょうね。
{/netabare}
オープニングでシェリーが登場するので、大切や役回りがあるのだろうな、と予測はしていましたがこうきたか。直球か。
人がどうあがいても、あがいても、あがいきれない、世界のうねり。あるいは出自、軛。戦争であったり、大飢饉であったり、粛清の嵐だったり、そういう舞台設定の中で、一途な「こい」(ひらがなだったのは、彼女が漢字を知らないからか?!)を描いてたりして、かつそれがウケたりするのは、
10年位前までの文学賞受賞の傾向のひとつだったような気がします。「こい」が「生きる」でも構わないです。
GATEは背景が「文明の衝突」ですから、人類が味わったことがないので、……この位で。
-----
12月末日記
長かった3ヶ月があけようとしている。
ほんと楽しみです。
正座して、待ってました。