runa21 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゲームの中で見つける何か
セカンドシリーズなので
この物語の内容は省略させてもらいます<m(__)m>
最近ソーシャルゲームで
うっかり盟主なるものになってしまって
(ログホライズン風に言うと、ギルマス)
かなりIN率が高かったです(笑)
そんなこともあってか、
ギルマスとなって、みんなを引っ張っていくというのは
かなり大変なことなんだよな。
としみじみ感じました。
ネットだけの、
簡単に関係を切ることができる世界。
いつ相手がINするかはわからないけど
メッセージを送ったり、みんなの予定を照らし合わせて
攻略の日程を考えたり・・・
そして時には失敗したり・・・。
失敗した後の再攻略に
「またあの人は参加してくれるかな~」
と不安になったり・・・。
計算上では攻略できるはずなんだけど・・・計算上では・・・
と実際に攻略できるまで、不安で寝れなかったり(笑)
まぁ、自分はギルマスには向いてないんだろうなって、
なんとなく思ったのですが、
それゆえに、このログホライズンに出てくるメンバーはすごいよな。
でも、誰もが完璧なわけでもなく、
計算上では上手くいっていたとしても、
実際にやってみると失敗することもあったり、
ギルドを率いていく身として、
このままこの人たちが付いてきてくれるのかと不安になったり
自分もかなり不安になって、
「やってらんねーよ」
っとINせずにすべてを投げ出してしまおうかなと
正直なところ、考えたこともあります。
そうやって、投げ出してしまうのは、本当に簡単です。
(実際にそういう人もいましたし)
投げ出してネット上で非難の嵐にあったところで、
誰もリアルの自分を知っているわけではないのですしね。
リアルな自分が「あれは自分です」と誰にも言わなければ
クリーンなままです。
でも、メッセージの中であほなことを叫んだり、
会ったこともない自分に対して「信用してついていきます!」
と言ってもらったり、
逆に、なぜか「この人信用できる!!」
と思って見たり・・・。
それを考えると、
簡単に投げ出すことができなくなってしまうんですよね。
簡単に切れる関係、
でも、お互いが「切りたくない」とどこかで
思いあっているからこそ、
INしたゲーム内でまた出会えたり、
あほみたいな話題で盛り上がることができるのかなと
思えました。
今回ギルマスとして、リーダーとして試される人が出てきました。
「これでいいのかな」と思いながらも、
かっこ悪い自分をさらけ出しながらも、「それでも進む!」と言った
彼の姿には、ネットゲーム上で似たような境遇にいた自分にも
かなり励ましになりました。
リーダーは常にそんな不安と孤独を抱えています。
でも、そんなギルマスとして一番うれしい言葉はやっぱり
「このギルドにいてよかった」
と言ってもらえることでしょうね。
さて、自分もまた、ログインしなきゃな。