EGA2:50 さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
濃いキャストが増え、方向性と持ち味が定まってきた2期
◆ストーリー
響たちとフィーネの戦い「ルナアタック」から3か月後、人類はノイズへの対策を講じていたが、その要となる聖遺物「ソロモンの杖」の強奪事件が発生する。その同日、来日した歌姫のマリア・カデンツァヴナ・イヴとの合同ライブ中だった翼の前に、ノイズが出現する。驚愕する翼と観客たちの前で、マリアはシンフォギア「ガングニール」を纏うと、ノイズを統率しながらフィーネの名を掲げ、全世界への宣戦布告を行う。(wikiより)
新たな敵としてFISの面々が登場し、物語は新たな局面を迎えた。
{netabare}
新キャラとして、マリア、切歌、調の新しい装者が登場し、ワクワク感を演出できたものの、中盤以降から思いのほかマリアのぽんこつぶりが露呈してしまい、敵キャラとしての緊張感は薄くなってしまった。(キャラとしては弄り易くなり親近感が湧くのだが)
後半からは未来がシンフォギア装者となり、対決するなどで山場が出てきたが、最後のほうの装者サイドの決戦は翼VSクリス、切歌VS調と無理やり味方同士の対戦カードを作ったのは盛り上がりに欠ける部分となってしまった。
{/netabare}
◆キャラ
1期は、弱々しい演技に感じられた響(CV悠木碧)も、歌唱力と演技力がアップして安定感がみられた。翼(CV水樹奈々)は声が低くなって少女感が薄くなり、逞しさが増しSAKIMORI感がアップしている。
これらの演技の変化もキャラ付けの方向性に影響していると思われる。
{netabare}
FIS側のキャラとしては、装者はマリア(CV日笠陽子)、切歌(CV茅野愛衣)、調(CV南条愛乃)で、キャストのチョイスとしては歌唱力を含め満足している。
それ以外にもウェル博士(CV杉田智和)は英雄願望に取りつかれた狂った科学者を、ナスターシャ教授(CV井上喜久子)も高齢の女性役を演じ、敵サイドとしても良いキャラクターを生み出す一員となった。
{/netabare}
◆作画
監督が変わったこともあり、ケロロ軍曹のようなキャラデザから変化した。個人的にはこちらのほうが好み。