EGA2:50 さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
説明不足と後付け感のためによくわからないまま終わった
◆ストーリー
魔力を持つ人間が滅びようとしている世界、武力の頂点の座は剣から魔法、そして銃へと移り変わっていた。残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』に通う草薙タケルは、銃が全く使えず刀一本で戦う外れ者。そしてそんなタケルが率いる第35試験小隊は、またの名を『雑魚小隊』と呼ぶ、劣等生たちの寄せ集めだった。(wiki)
{netabare}
序盤:35試験小隊の紹介・活動を軸としたストーリー
中盤:各主要キャラの掘り下げ
終盤:主人公の掘り下げ
上記のように進んでいくわけだが、各主要キャラの掘り下げについては明らかな描写不足があり、唐突に出てくる設定に後付け感がぬぐえなかった。
後半は特に、なんで杉波と同じ顔のキャラが出てくるの?とか、アルケミスト社ってなんなの?、主人公に妹いるのかよ!?という感じで、いきなり出てくる設定に戸惑うことがあった。
伏線として序盤に要素を含んでいればまた違っていたのだろうが、原作未読としては……
おかげで、序盤は特にバックボーンが見えないまま各々の35試験小隊のメンバーがなんとなく活動している、という印象を受けた。
また、敵味方勢力共に目的や意図がよくわからない。学園側もヴァルハラ側も何をしたいのか不明。
(12/24追記)
最終回視聴。
タケルが神狩り化なるものになったけどコレが何かよくわからない。
そもそもヴァルハラがキセキを狙う理由もよくわからない。
オロチが、なんかご先祖様っぽいのは判明したけども……
学園長が戦争の引き金云々言ってたけど、本当に何がしたいのかよくわからない。
黒子な声の杉波朱雀も何者なのかよくわからない。
全てがよくわからないまま終わり、ものすごく消化不良。
{/netabare}
一言で表せば、タイトル通り、説明不足と後付け感のためによくわからないまま終わったアニメ。少なくとも原作未読組には厳しいかも。
◆キャラ
バックボーンの描写不足のため、どのキャラの魅力も伝わりづらい印象。
{netabare}タケルの神狩り化、鳳の魔女狩り化がすごくカッコ悪い……{/netabare}
◆声優
主人公も鳳も声が低い演技で、固い感じがしてどこか違和感があった。