EGA2:50 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
昨今のテンプレラノベ物の中ではまあまあ見れる部類
◆ストーリー
設定はどこかで見たことあるような、異能者が集まる高校の劣等生が戦うアニメ。ただし、ヒロイン一択の色が濃いので、ハーレム要素はそこまで感じられない。
{netabare}
序盤:第1話の流れがアスタリスクと被って話題に。
中盤:CV松岡禎丞のキャラとの対戦は迫真の演技もあって、最大の笑いどころ。ただし、その後CV松下ゆうのキャラのエピソードに入ってからはやや失速した感じがする。もっと尺は短くしてもよかった。
終盤:父親との思惑や陰謀などが重なるなか、アニメ最後の敵として生徒会長と戦うことになった主人公。一応生徒会長は強キャラとしての描写はあったが、悪役や対抗勢力として戦うべき敵ではなく、味方キャラに近い存在のため、最終話のラストの敵としては盛り上がりに欠けた。一刀羅刹が発動する描写はカッコよかった。
評判によればこれ以降が面白くなるそうなので、最初から2クール作品であれば化けていたかもしれない。
{/netabare}
◆キャラ
メインキャラは、主人公・ヒロインの姫様・妹・オネエの4人+α。キャラを必要以上に増やしすぎないので、個々の役割や個性はある程度はっきりしている。
主人公は爽やかかつ誠実なタイプなので、他作品の優柔不断タイプのように見ていて不快感はなかった。
◆作画
独特の演出は気になったものの、比較的安定はしていた。
◆音楽
今風のキャラデザのアニメに酒井ミキオ曲は終始違和感があった。スクライドでは違和感がなかったのだが……