しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
おかえり、フライデー
ノイタミナの「Project Itoh」第1弾。
当初は「虐殺器官」が最初だったみたいだけど、諸事情でこっちが先に・・・
原作は伊藤計劃が冒頭30枚を書いて亡くなってしまったので、その後を円城塔が引き継ぐ形で完成された。
フランケンシュタインによる屍体蘇生術が普及した19世紀の世界を舞台とするスチームパンクSFであり、実在の人物に加えて主人公ワトソン始め多くの著名なフィクションのキャラクターが登場するパスティーシュ小説でもある。(wikiより)
「ハーモニー」を見た後にまだやってる劇場があったので見てきたけど、初見でも色々端折ってるなと感じた。
よく出来た総集編みたいな?w
アニメオリジナルの展開があったかどうかは解らないが、もうちょっと劇場作品としてまとめて欲しかったかな。
原作は459ページあるらしいけど、2時間の映画で原作を全て描くには200ページが限界だと思っているのでこれはちょっと厳しい。
屍者がその辺にいるのはゾンビ物好きの私としては大歓迎だし、屍者を蘇生させる過程{netabare} 首の後ろをメスで切り注射みたいなのを頸椎にブッ刺す {/netabare}も素晴らしい。
取り敢えず、序盤で私の心は掴まれたので作品の印象は良いです^ー^
これも原作を読んでみたい。(まだ買ってないけど)
あと声優の村瀬歩はやっぱ凄いね。
特別好きって訳じゃないけど、巧いなと思わせる声優の1人だ。