プリングル さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
迫力の演奏シーン
舞台は1960年代の九州、主人公たちは高校生ということでいわゆる団塊世代にあたると思います。
高度経済成長期や学生運動など社会に人が飛び込んで社会を動かしていく時代、まさに音楽に人が飛び込むジャズを扱うアニメにとってうってつけの時代なのでしょうか。
等身大の高校生たちがジャズをめぐって成長していく話は、見ていてどこか背中を押してあげたくなるようなものでした。
演奏シーンは圧巻の一言。こればかりは見なければわからないと思います。
しかしながら、思春期だからという点を考慮しても西見薫の言動は理解できず、自分勝手にしか写りませんでした。
もしかしたら原作には理解出来ない言動も理由が描かれているのかもしれませんが、アニメを見ただけでは共感できるものではありませんでした。
そのような点も含め、12話という話数はこの物語を描ききるには時間が足りなかったのかもしれません。
時間が駆け足で進んでいくことに違和感を覚えました。