「ひぐらしのなく頃に(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
4995
棚に入れた
22077
ランキング
118
★★★★☆ 3.9 (4995)
物語
4.2
作画
3.5
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

大滝政人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いわくつきの問題作1

都会から引越してきた中学生・前原圭一は、
村で起きている未解決事件に巻き込まれていく…

今もなお食わず嫌いや断念した人の為に、
本編(無印と解)だけレビューしたいと思います。

50話もある為なのか、おかしな所がありますが、
長所の方が多く強烈な作品なので観て損はない。

数話ごとに話が戻る展開で、
ストーリー構成は以下の通り。

01~04話 鬼隠し編
05~08話 綿流し編
09~13話 祟殺し編
14~15話 暇潰し編
16~21話 目明し編
22~26話 罪滅し編
限定配布 猫殺し編

各編に分かれていますが観る順番があるので、
初めて観る場合は話数通りに観ましょう。
視聴者は中盤まで圭一と共に事件を見て行きます。

猫殺し編は鬼隠し編以降のエピソードで、
これも特に理由がなければ罪滅し編の後に観た方が良いです。
オマケの話なので観れなくても問題はありません。

絵が残念でバラツキも見られますが、
声優さんを含むサウンド面がカバーしてくれます。
逆に絵のおかげでグロが苦手な人でも観れるのかも。

では各編を、さらっとアドバイス?します。

 鬼隠し編
最初の話だけにインパクト大なので言う事はありません。

 綿流し編
2番目の話なので鬼隠し編には劣りますが特に言う事はありません。

 祟殺し編
これはちょっと…ですね。
ここで肩透かしを食らった人が多いかと。
イコール視聴断念に、つながりかねません。
なので少しフォローしますと…
祟殺し編は興味深い話でもあります。
なぜなら圭一が祭りに行かないのは、この時だけだからです。
それがゆえに重要な伏線が現れます。
というか、そうでなくても伏線てんこ盛り。
さらにウッディ圭一と言わしめた貴重なボイスを堪能できます。
しかも圭一が最後に調べた場所は、なんと○○○
ドラえもんじゃねぇんだから、んなトコにいる訳ねぇだろw
ツボを押さえてますディーン…さすがです。
圭一メインの視点も、この話までなので心して観ましょう。

 暇潰し編
祟殺し編に続いて、これは試練の時。
あくまで本編なので必要な話なのは分かるのだが…
しかしながら2話で終わる事だし、
題名からして休憩タイムだとポジティブに考えよう。
ここを乗り切れれば最後まで観れるかと。

 目明し編
この話から回答編。
私的には少しクドイというか6話は長かったかな。

 罪滅し編
ここまでくれば、ただのパラレルワールドではない事が分かるはず。
ですが、この作品の神髄は「解」まで観なければ得られません。
第2期を観た後なら第1期に対する見方も変わるであろう。

…最後に思っている事を、ぶちまけます。

ファンの人には申し訳ないのだが、
この作品のネックになっているのは、
どうにも沙都子な気がしてならない。
沙都子の口調を単に敬語にするとかに変更するだけで、
もっと沢山の人に観てもらえる作品になると思うのだが。
お嬢様口調になるのは、せめて小バカにする時だけにしてもらいたい。

次にレナ。
レナの立ち位置というか役回りは女性ではピンとこない。
罪滅し編にしても男の方が、しっくりきたのでは?
そもそも主人公以外、部活メンバーが全員女というのは、
あまりアニメを観ない人にとって、この時点で警戒されます。
「全員女」が「女の方が多い」になるだけで、
だいぶ違うと思うんですけどね…
レナを否定するつもりはありませんが、
もう1人くらい男がいても圭一のキャラが死ぬ事はないと思います。

圭一が恋愛そっちのけで友情に熱い男なのが救いだが、
色々と視聴の足かせとなる損をした作品だ。
ただ誰もが観る価値があるとだけは言っておこう。

まぁ、この辺は原作ゆずりなのでしょう。
だからこそ言おう。
作画の乱れもある事だし、
いっそ大幅にリメイクして欲しいと!

などと、ちょづいた事を言ってしまい、
ファンの方々ごめんなさい。
ちょっとした気の迷いなんです、すみません。

投稿 : 2015/12/29
閲覧 : 342
サンキュー:

6

ひぐらしのなく頃にのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ひぐらしのなく頃にのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

大滝政人が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ