ミロ さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
尻すぼみというかガッカリでした
私は本作品をインターネット上の友人を通じて知り拝見しました。放送当初私はMMORPGをやっており、ネトゲあるあるのようなものを見れるのかと思い期待していました。そういったものを期待していたせいかハッキリ言ってこの作品に物足りなさというものを感じました。
確かに一話では主人公が生き残るために利己的とも言えるような考えをし、これはデスゲームなんだな!という緊張感がひしひしと伝わってきました
私としてはハーレム要素があっても別にいいかなとは思いましたが、二人で探偵ごっこしたり家族ごっこをしたり...攻略しろよと言いたかった。
特に家族ごっこに関してははっきり言って寒気がしました。AI相手にパパママと呼ばせる二人の姿には狂気を覚えました。あの二人にそいつはAIで茅場がプログラムした通りに喋ってるだけだぞ?と言いたくなりました。さらにはユイが消えるときキリトがSAOのデータに干渉してましたが立派なチート行為でしょう。
更には14話のヒースクリフ戦が一番納得いきませんでした。私としてはこれがゲームの世界である以上、奇跡なんていうものがあっていいとは思いませんし、それこそが4話でキリト自身が言っていたMMORPGの数字が全てというある種の理不尽さではなかったのでしょうか。キリト以外の全員に麻痺がかかっていたのになぜアスナは動けるのか?なぜキリトは体力が0になるのに攻撃できるのか?なぜアスナは死んだはずなのに生きているのか?全く納得がいきませんでした。
ALOに関して何当たり前の様にチート行為を行っているのか。なぜ周りの人間は始めたばかりの人間がトップランカーを倒すことに違和感を覚えないのか。そもそもネットゲームでプレイヤーに他プレイヤーの追放権限なんてあったらダメでしょう。乱用されたらどうするつもりなのか。
最後に須郷との戦いでしたがいくら腹が立ったからといって実生活にも支障が出ると分かってるにも関わらず人の痛みの感覚を通常以上にし、滅多打ちにし実際に障害を残させるような行為をするのは人としてどうなのでしょうか?ましてやそんな人間があたかも真人間の様に書かれており、ただ周りの人間がキリトの太鼓持ちになっているような感覚がして楽しめませんでした。