セメント さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ガンプラは、いつもそこにある
月はいつもそこにある
いやー面白かったと思います、ガンダムにはあまり精通してない私ですらこれだけ楽しめたのですから、ガンダム好きな人はさらに良かったんじゃないですか。
ちょくちょくあったんですよねガンプラバトルという構想は、「プラモ狂四郎」「模型戦士ガンプラビルダーズビギニングG」のような。
戦場の絆とはまた違うアプローチですが、これまでのガンダムの集大成的なアニメだったと思います。
何しろ「SDガンダム」などまで幅広く機体が登場しますからね、知り合いのガノタが毎回"何々が出たー!"って吠えてた印象です。
基本的には夕方アニメのそれなんですが、ところどころ登場人物や台詞がセルフパロディ入ってて、伝説の23話とか公認の同人誌的な自由さがありますよね。
ガンプラバトルなんてガチャガチャやってるだけかと思われる方もいるんでしょうが、バトルフィールドという仮想現実が展開されその中にプラフスキー粒子を散布することで動力を持たないガンプラを動かすことが出来るという仕組みになっており、それこそ戦場の絆のような感覚でバトルできるわけです。
して、そのバトルシーンは精巧で白熱するんですが、若干ワンパン状態と化してディスチャージ先輩が息をしてない節はあります。
作画としては、サンライズ3スタを引っ張ってきた大張正己さんや千葉道徳さんなどがアニメーターとして参加しています。
夢の対決がアニメで見れる上に戦闘作画もばっちし決まっていて、まさに文句のつけようがないといった感じです。
夕方アニメに相応しい健全な声の持ち主ばっかだったと思いますよ。
神出鬼没のラルさんも広瀬正志さんご本人が演じてますしね、2期の途中からご病気で変わっちゃいましたが。
特にキャスティングに関して問題はなかったかと。
OPはBACK-ONが歌ってます、ラップかっこいいですね!
前期も後期も好きです。
2クール目も盛り上がっているところでまさかの新EDがヒャダインに決定、激萎えでしたね。
これが流れるとテレビ消してたので聞いてもいません。
駄目なEDは困るんですよねー、Cパートがあると見逃してしまいますし、やめていただきたい。
セイママの人気が異常でしたね、いや身体つきがエロいは分かります。
pixivとかで物凄く流行って、挙句は関わってるアニメーターまでシコ絵を描いてましたよね。
夕方アニメだというのに困ったものです・・・
「ガンダム」も新しいのどんどん作ってくパワーがまだまだ感じられますが、こういうので過去作を振り返れるのはありがたい機会だと思いますよ。