HIROTO さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
落ち込むのは尚悪い、ただ懲りればよいのじゃ。
中世のヨーロッパを思わせる美しい世界を舞台としている。、
賢狼ホロと行商人・ロレンスの旅が、商売をしながらホロの故郷を目指す話。
行商人として商売をする面白さをこの作品から見て取ることができる。
嘘を見抜く力、先物取引、通貨の流通。
一つの地を拠点としない行商人なので色々な地方の特徴を旅としてではなく、仕事として歩くので自分が旅行で感じる物と全く違った視点で見る事ができた。
狼の化身 ホロ
ホロの圧倒的な存在感が目立つこの作品。
ホロの可愛さ、特徴のある話し方、ケモミミ、交渉術の巧みさそして可愛さ。
長い時間を生きているので、深い考え方を持っている。
しかし不意に魅せる寂しそうな顔と本音がとても魅力的だった。
え、なに?これ・・・ホロに恋しちゃうんじゃないの・・・。
現実に戻れ!おれ!!!・・・・・あぶね、危うく落ちるとこだったわ。
自分の魅力も銀貨に換算するとはなかなかやるな・・・。
まあ銀貨100枚分くらいはありますね。
うれしいと尻尾をふるのとかまじ 可愛い 。
主人公 ロレンス
商人としての才覚は間違いなく優れている。
機転も利き、冷静な眼で物事を見る事ができる。
この人はホントちょろいなーw
男のちょろいのは い り ま せ ん キリ
BGMは世界観にとてもあっていて、心地がいい音楽がたくさんある。
背景も欧州の古きよき時代背景をよくわかっている感じだった。
前半の出来が素晴らしい!
丁度区切りになっている6話までの作りはとてもわかりやすく描かれている。
ホロという謎のキャラクターをうまく物語に溶け込ませて、キャラクターの魅力をとても巧く魅せている。
あとロレンスの人間性をわかりやすく描いている。これによって感情移入しやすい。
商取引という一見理解が難しい内容をうまく説明できていて、とてもわかりやすかった。
わかりやすい説明。
経済用語や市場の成り立ち流れなどの専門的な会話は多いもののストーリにうまく絡めて非常にわかりやすく説明してくれる。
ストーリーは割りと単調。
ロレンスが失敗→ホロや他のキャラクターの助けられる→解決する、やったぜ!
の繰り返しだったような気もする。
ホロには狼の化身という設定があるので、デレを抑制しバランスの良いツンデレになっている。
しかしまあ
最初から最後まで ホロ がめっちゃ可愛く ホロによるホロの為のアニメであった。