よたる さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「しんいちろ~の靴の裏にはアブラムシ~♪」
P.A.WORKS作品が好きになり、辿っていっています。
P.A.WORKS初の自主製作作品ということで、期待を膨らませて見させていただきました♪
作画はとても綺麗でした。
劇中に出てくる、桜や、P.A.WORKS本社がある富山ならではの雪。
特に一瞬をとらえて止めた上で、
絵をアニメで描かれた状態から、
色鉛筆で描いたようなタッチへと切り替えていくシーンが気に入りました。
題名が「true tears」ということもあり、
「眼」を描くのが上手で印象的です。
ただ、画面をぐっと引いた俯瞰映像で、登下校を描いているときの3Dアニメーションはちょっと残念、かな。
でも、祭りシーンはかっこよかった!
期待を膨らましまくって見始めた本作。
期待値高くしすぎてしまったな、という反省をしています。
以下の部分は、ちょびっと批判的(?)かも。ご容赦を。
{netabare}
主人公が、主人公の、眞一郎が。
ダメ男すぎだろーーーーーーっ!!
主ヒロイン二人。それに、あいちゃん加えて3人。
主人公がモテるのは、良いのだけど...
女の子を前にして、決断せず、目を背ける、保留、逃避が続きっぱなし。
「全部、ちゃんとするから」
とまで言っておきながら、のらりくらりとー
とダメっぷりにちょとばかし、
ほんのりじわっと、イラッときてしまいました。
周囲が眞一郎に傷つけられながら、大きく成長をしていく。
極端に言っちゃえば、そんなかんじかな~。
ま、でも、そういう主人公の設定だから、しゃーないか。
と、思うことにしました。
最後には成長した周りの影響もあり、
なんとか眞一郎がひとつの決断をできたのは良かったです^^
恋愛ものも好きだけど、
恋愛+何か。
があると自分はそのアニメを特別好きになるようだと、自分の嗜好を確認できた作品でした。
{/netabare}