ポール星人/小っさ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
古い世代なら和みます
観終えました。
まぁ内容は昔ながらのギャグアニメですわね。
私も正直なところ今時のアニメの様な笑いは期待して無かったですが、思ってたより全然ニヤニヤ出来ましたです(汗)
なんかBD化もされるようで意外と人気が有る作品のようですが、確かにそれも理解出来るような。古い物観てる感じはするのにネタはそれほど古臭さは感じない微妙な感じ。ギャグの過渡期というものを感じさせると言うか。
全世代お勧めとは申しませんが、この手の作品としては面白い部類に入ると思います。
まぁサスケの夢に出てくる家が木造のホワイトベースだったりするトコ見ると、明らかにターゲットは古い世代でしょうけどw
野球回はもろに巨人の星のOPだったし。元ネタが古い(汗)
終始作画が崩れない本作内で作画崩壊をネタにしてるトコなんかは皮肉ですわね。意外と業界に対する自虐的なスタンスは感じたりして。
内容は兎も角、本作の目玉はやはり音速丸。
若本御大の声を満喫するならコレ一択と言う位、若本率が高い台詞の嵐(汗)
この作品≒音速丸というのは知った上で見始めた作品ですけど、こんなに大御所に依存しちゃっていいのと言う驚きw
正直、女性の声優さんもですが超ベテランの方々ってのはお歳も相当召されてる筈なのに声の勢いに衰えがホント無いですよね。
田中真弓さんなんかもNHKの番組ではに丸の声最近もやられてましたが、昔のまんまだし。やはりTVアニメの黎明期からやられてる方々は苦労も多かったのでしょうがプロ意識も半端ないんでしょね。
私は若本規夫さんというと、まぁ一番はロイエンタールでは有るんですけどそれ以外で思い出深いのはテッカマン・ブレードのオメガなんすよね~。
妙に芝居がかった感じで"この兄をも!"ってのが忘れられずw
まぁ理想的な兄にして敵の頭目という位置づけも良かったですけど、若本さんの声有りきなキャラだった気はします。
ニャル子さんのサイクロン掃除機の声も良かったけど(汗)
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若本御大のプロとしての心意気が素晴らしいですね。アナゴさんとかロイエンタールとは別のベクトルで素晴らしいです(汗)
多分、コレ楽しめるのは古い人間だと思うんすよね~
バリジスクの朧をやった水樹さんが、本作の忍役をやっているという衝撃。
何故定番のイカ娘では無く、これに手を出したのかは自分でも謎ですw
一気には観ないと思いますが、ちびちび観て楽しもうと思ってます。