keylove さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
トンデモ設定なんだけど、良かったです。シリアス、、、は微妙
1クール13話(テレビ版)プラス4話のお話です。
でもって、これはなんかひと悶着あった作品みたいですね。
スタッフの謝罪騒動にまでなったとありました。
それはプロモーション的な要素なので、作品の良し悪しとはまったく関係ありませんけど。
あにこれの「シリアス」の要素で探して観たのですが、思ってたほどドロドロって感じは、個人的にはしませんでした。
でもあくまでも主観なので、単純なラブコメという感覚では観ないほうがいいと思います。
でも、総じて良かったです。
ストーリーは、設定からトンデモです。
こんなのあり得ないっていう、ちょっと突っ込みどころがあってもおかしくないかもしれない感じでした。
でもだからこそ、個人個人の感情の動き方、それぞれの関係というものがとても強調されていたように思います。
細かい部分まで書きませんが、これはこれでありだと思いますし、くだらないなんてことはまったくありません。
むしろ心を描いた作品としてはとても良作だと思います。
そしてなにより、キャラデザが良かったです!
これはキャラクターの原案が「けいおん」を手がけた人なんですね。
それでだと思いますけど、男子の顔もとてもきれいです。
というか、可愛いって感じになるのかな?
清潔感があって、目が愛くるしくて、それでいて幼くない。
男性キャラでこういう風に感じるのは初めてかもしれません。
だからもちろん、女子キャラも最高でした。
ヒロインは後述しますけど、その誰もが主役であり、ヒロインそのものでしたし、とにかく可愛いです!
それは萌えというのとは少し違うかもしれません。
本当に可愛い。
この場にその子がいたら抱きしめたい!
って純粋に思えるような爽やかな可愛らしさです。
純粋じゃないか(笑)
では主な登場人物を。
八重樫 太一(やえがし たいち)-水島大宙さん
本作の主人公的な役割になっています。
このキャラの目が、けいおんの唯ちゃんにそっくりだったんですよね。
だから可愛らしいという表現を使いました。
cvの水島大宙さんは、コードギアス 反逆のルルーシュR2、ましろ色シンフォニー、Charlotte、などで活躍されています。
永瀬 伊織(ながせ いおり)-豊崎愛生さん
本作のヒロインの一人。
明るくて元気でクラスの人気者。
この作品の舞台である私立山星高校の文化研究部部長。
愛くるしい表情でとても美少女です。
この人はとにかく豊崎愛生さんが良かったです!
こういう役もできるんだなって感動しました。
そのcvの豊崎愛生さんは、けいおん!、とある科学の超電磁砲、ゆるゆり、などで大活躍されていますね。
稲葉 姫子(いなば ひめこ)-沢城みゆきさん
本作のヒロインの一人。
男言葉を使って気が強い、まさに男勝りな感じに見える女子高生。
でも実は、とても優しくて繊細で照れ屋で、ツンデレというか、なんというか、こんな子、大好きです!(笑)
個人的にはこの稲葉が一番好きです。
cvの沢城みゆきさんは、物語シリーズ、夏目友人帳、図書館戦争、などで活躍されています。
桐山 唯(きりやま ゆい)-金元寿子さん
本作のヒロインの一人。
凛とした感じとほわっとした感じが混ざったような可愛い子。
空手の元チャンピオンだが、あることがきっかけで男性恐怖症となった。
それからどうなるのかはお楽しみです。
cvの金元寿子さんは、スマイルプリキュア!、俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる、琴浦さん、などで活躍されています。
青木 義文(あおき よしふみ)-寺島拓篤さん
唯のことが好きと公言しているお調子者の元気男子。
それでいて、人のことをちゃんと考える優しい性格の持ち主で、この文化研究部には欠かせない存在。
cvの寺島拓篤さんは、創聖のアクエリオン、デュラララ!!、魔法科高校の劣等生、などで活躍されています。
ここまでが主なキャラで文化研究部員です。
それともう一人、あまりにも印象的だったので記載しておきます。
後藤 龍善(ごとう りゅうぜん)-藤原啓治さん
文化研究部の顧問の教師。
でも時折、なぞの生命体(意識体)の「ふうせんかずら」に心を奪われて、その時の記憶はない。
これはなんといってもcvの藤原啓治さんが超印象的でした。
あのクレヨンしんちゃんの野原ひろし役をされている方です。
もう、その声があまりにも定着しすぎてるので、これもそれを思い浮かべずにいられませんでした(笑)
以上、キャラ紹介でした。
僕はキャラが立っていない作品は途中で切ることが多いのですが、この作品はそのキャラが最高でしたね。
決してキャラアニメじゃないと思いますけど、それでも一人ひとりの心に焦点を当てて、それを掘り下げていって、各キャラの魅力をあますところなく映し出していたように思います。
ラブコメの要素もあり、かつシリアスで考えさせられる要素もありで、なかなか見ごたえはあったと思います。
久しぶりにあにこれの評価と意見が一致したかな?(笑)
観て損はない作品だと思います。
そしてもう一度言います。
稲葉っちゃんが最高に可愛いです!
可愛すぎます!