砕月 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
すごくいい映画でした
映画ならではの音(爆発音)があり最初はびっくりしましたが臨場感や演出で次第に引き込まれました。
ギャグ要素は笑えましたし(うさぎさんチームや脳筋の知波単・アニメでおなじみの旅館が今度は崩壊)、キャラも一人一人が際立っていて意外な一面(良くも悪くも風紀委員)や仲間を思うシーン(ブラウダ高校・サンダース大付属)、戦闘シーンも迫力(特に敵のフラッグは戦闘スタイルといい機動性いいし強すぎ)があります。最後はEDを含めこの映画でもうガルパンは見れないというのも含めて泣きそうになりました。
音楽は劇場版ならではのやアレンジなど結構しんみりしたい激しかったりとなっており中々いいです。ちなみにYouTubeで劇場版のOST全部聴けます。その中で個人的には「劇場版・戦車道行進曲!パンツァーフォー!」「ヴォイテク」「Sakkijarven polkka」「When Johnny Comes Marching Home」が好きです。
ただ、悪いところは物語がTV版の延長で今度は大学との試合(なんとなく繰り返し)にも思えたのでもうひとひねりあってもよかたのではないかと思います。また、せっかく新キャラも出ていたのにスポットがあてられておらずどういう経由で来たのかやどういったキャラなのかもあまり分からずまるでアニメの時からいたかのようにストーリーが進行していたこと、最初の方でも大洗の各地や戦車道とは何かなど解説していたのでさりげなくでいいので話をもう少しあてて紹介みたいな形にでもして欲しかった。それからアニメで出番の少なかったキャラも同様(それなりに出番もありましたけどもうちょいあってもいいかと)
とはいっても結論としてはほんとに笑いあり涙ありの面白い映画でした。今度はBlu-rayでのクオリティーで堪能したいです。