天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFスーパー英雄(?)列伝80
冒頭で本作品をお楽しみになる前に、コミックをお読みになるとより一層おいしくご賞味いただけますと出て来ますが、まさにこの作品の場合は、原作のマンガを見ないと何のことか判らない描写もあり、観る人を選ぶ作品と言えます。
原作者であるゆうきまさみ(機動警察パトレイバーや鉄腕バーディー)は、月間OUTとかアニメックとかで活動していた事から読んでましたけど、結構この作品って当時の時事ネタとか特撮ネタを入れてるんですよね。
そんな作品を読んでいる事を前提に作られた作品なんで、マンガを読んでない人が観た場合、本当によく判らないかも知れないですね(汗)
と言う訳で、観る前にぜひ原作のマンガを読んでください(おいおい)
内容は主人公(?)であるアンドロイドのR田中一郎が所属する光画部の旅行を描いてるんですが、このアニメを観ると無性に列車に乗って旅行がしたくなります(苦笑)
途中、自転車による10人乗りのシーンは笑わせてもらいました。
機体強度や遠心力の関係で離脱していく部員(おいっ)が続出する中、ギリギリで間に合うあたりは笑わせてもらいました。
ただ、主役を演じた塩沢兼人さんが似合いすぎていたので、塩沢さんが亡くなられた現在では続編&新作は無理かも知れないですね。
他の光画部の部員も、部長の鳥坂先輩を含め変わり者揃いで、主役のR田中一郎がアンドロイドなのにあまり目立たないという非常に楽しいというか変わった作品でした。