しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ごめんね、ミァハ
ノイタミナの「Project Itoh」第2弾。
ノイタミナはそこそこのクオリティを出すイメージがあるし(面白いかどうかは別)、伊藤計劃の作品を3つやりますってのも気合いが入っている感じで興味を持った。
それまで伊藤計劃って作家は知らなかったけど・・・
健康まで管理され病気も殆ど無くなった高度な医療経済社会の近未来。
その世界を憎悪する友人、御冷ミァハ。
ミァハに共感する主人公、霧慧トァンは、零下堂キアンを含めた3人で自殺を図るがミァハだけが死んでしまう。
13年後、突然世界で6000人以上の人々が自殺を図る事件が発生し、主人公は捜査をしていくとかつての友人ミァハが関係していると考え事件を追う・・・
予備知識なく見たから世界観の細かいところなどは解らないけど、内容は何となく理解出来た。
作画も劇場作品だけあって高クオリティだし、3D部分もそんなに違和感は感じなかった。
寧ろ、近未来世界にマッチしていたと思う。
主演の沢城みゆきの学生時代と今の演じ分けや、上田麗奈のミァハも良かった。
個人的に大好きな榊原良子が出演しているのも良いw
音楽は劇伴の池頼広は問題ないんだけど、主題歌のEGOISTだけは違和感があるなぁ。
嫌いじゃないけど、EGOISTはやっぱギルティクラウンの印象が大きい。
ギルクラ以降もちょいちょいアニメやってるから構わないんだけど、なんでProject Itoh3部作も全てEGOISTなの?これには裏を感じてしまってマイナスだよ・・・
取り敢えず原作も買ったので、読んだ後にどう印象が変わるか楽しみだ^ー^