よたる さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「自分の輝きは自分じゃ分からないんだ」
「花咲くいろは」、本篇はとても好きな作品になりました。
本作はその劇場版。
中心となるのは緒花の母、皐月の過去話。
本篇同様、家族愛を感じるとても良いお話しです。
緒花の話しと、過去の話しが半々で進んでいきます。
現代の方の話しでの、菜子ち、かっわいい~っす!
お姉ちゃんの優しさが光っています^^
好きなシーン
{netabare}
笑ったのは、
「佃煮、プーリティ~♪」
そして、なんと言っても感動したのは、
最後の
「負けられるか、くそババア」
言葉とは裏腹に親愛の籠った響き。
そして、歩き出す皐月の足元がアップになり、
日が射して雪の反射で明るくなる。
この一瞬のきらめきを描いているのに感動しました。
光の使い方や、足元を映すアングルなど、すごいの一言に尽きます。
「輝きたいっ!」と願った皐月。
彼女が自分の生き方を見つけ、歩みを進めたことで
輝いた瞬間であることが伝わってきました。
{/netabare}