ピピン林檎 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
和風怪奇ファンジー&ジュニア友情・恋情ものと思いきや・・・
第1話からしばらくの回に描出される作品世界はなかなか魅力的だと思ったんです。
作画もちょっと変わってて芸術っぽいし、{netabare}中学生男女5人組の友情&恋愛物語込みで楽しめる和風怪奇ファンタジー{/netabare}なのかな?と。
本サイトでの評価も高い作品なので、ちょっと期待してしまいました。
ところが、その後・・・
テーマが色々と粗雑に混ぜ合わせ過ぎでしょ?これ。
{netabare}BL・百合はいらないと思うし、序盤に出て来る200年後とか570年後とかのエピソードも意味ないでしょ、これじゃ。{/netabare}
私の好物である登場キャラたちの心情描写に説得力があって"感動できる"作品では全くなかったんですね。
確かに先の見えない展開はなかなか面白かったのですが、じっくり腰を落ち着けて考察がてらもう一周したいとは余り思わない作品でした。
強いていえば、『猿の惑星』とか『彗星のガルガンチュア』が好きな方なら大いに楽しめる作品かも?
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
====== 新世界より (2012年10月-2013年3月) =====
{netabare}- - - - - - - - - 第1部(12歳編) - - - - - - - - -
第1話 「若葉の季節」 ★ 1000年後、茨城県のとある村
第2話 「消えゆく子ら」 ☆ 200年後、神聖さくら帝国第5代皇帝?
第3話 「ミノシロモドキ」 ★ 570年後、始皇帝暗殺?
第4話 「血塗られた歴史」 ★
第5話 「逃亡の熱帯夜」 ☆
第6話 「逃避行」 ☆
第7話 「夏闇」 ☆
- - - - - - - - - 第2部(14歳編) - - - - - - - - -
第8話 「予兆」 ☆ 唐突にBL&百合は×
第9話 「風立ちぬ」 ★★ やっと面白くなってきた感じ?
第10話 「闇よりも」 ★
第11話 「冬の遠雷」 ☆ ここでまた話がいったん途切れるのは?
第12話 「弱い環」 ☆
第13話 「再会」 ☆
第14話 「雪華」 ★
第15話 「残像」 ☆
第16話 「愛する早季へ」 ★
- - - - - - - - - 第3部(26歳編) - - - - - - - - -
第17話 「破滅の足音」 ☆ コロニーの異変
第18話 「紅い花」 ★ 花火大会
第19話 「暗闇」 ★ ここで怪奇ミステリー化
第20話 「冷たい日だまり」 ★
第21話 「劫火」 ★ 化け鼠帝国の陰謀
第22話 「東京」 ★
第23話 「少年の顔」 ☆
第24話 「闇に燃えし篝火は」 ☆
第25話 「新世界より」 ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)11、☆(並回)13、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8
○主題歌(※OPまたはEDのどちらかに流れる)
「割れたリンゴ」(第1話 - 第16話)
「雪に咲く花」(第16話 - 第24話)