oneandonly さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
設定のポテンシャルを発揮した良作
世界観:8
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:7
合計:36
クリスマスが間近に迫ったある冬の日。
学校に向かったキョンはいつもの日常と違うことに気づく。
後ろの席にいるはずのハルヒがいない……。
さらに驚くべき事に、その席に座っていたのは、
(『憂鬱』にて)キョンを殺そうとして長門に消滅させられたはずの朝倉だった!
(公式HPより)
あにこれ上位評価作品のコンプリートを目指すため、「憂鬱」視聴後すぐに視聴しました。
視聴した結果、{netabare}上記のストーリーの、いつもの日常と異なることを知って確かめていくシーン(クラスの面々がキョンを狂人のように見る様にリアリティがありました^^;)、キョンが不思議ワールドやハルヒ、SOS団メンバーへの思い入れがあったことに気づいていくシーン、ハルヒに気付いてもらうシーンはとても良かったですし、タイムトラベル等においてTV版との整合性を踏まえた展開も含め、TVシリーズでの設定やストーリーの土台を活かしきったと思えました。{/netabare}高評価を獲得していることにも納得がいきました。
{netabare}TV版を見終わった段階では、この世界にもハルヒにも、特に愛着を感じていませんでしたが、キョンと一緒にそれを感じることができましたし、長門有希に萌えが入ってきたあたりは意外性もあって楽しめました。{/netabare}TV版を見た方にはおすすめします。この作品を見るためにTV版を見るのは多少時間がかかりますが、TV版(第二期からで問題ない)には実験的な面白さもありますし、損はないと思いますよ。
短い感想ですみませんが、満足感が伝われば幸いです。続編は作っても作らなくても良い程度の伏線も入れてありましたが、あれば視聴したいと思っています。ただし、萌えがそれなりに強調された作品ですし、映画館等で見るには恥ずかしいですが(苦笑)