「怪~ayakashi~Japanese Classic Horror[アヤカシ](TVアニメ動画)」

総合得点
63.2
感想・評価
200
棚に入れた
931
ランキング
4496
★★★★☆ 3.6 (200)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

お聞かせ願いたく候・・・

ハイパー薬売り


三部構成になっていて、第1幕は"四谷怪談"、第2幕は"天守物語"と実際の怪談を基にしてもの、そして第3幕はオリジナルホラーの"化猫"をそれぞれ4話くらいずつ使って描かれています。
アニメには珍しく本気でホラーをやろうとした作品で、日本受けを狙ったというよりも海外向けに作られてる感じもありますね?
前2つのホラーに関しては、まぁ怖いくらいで普通なんですけど、"化猫"が見方によってはいかようでも考えられる風に作られてます。
考察サイトも多く、私自身そこで新しく気付いたことなどもあったので(猫の呼び名や珠生の恨みとか)、本作観終わった方はさらっと見てみるのもいいかもしれません。

三部でそれぞれスタッフが違います。
第1幕はジブリの伊藤秀樹さん、第2幕は東映の名倉靖博さん、第3幕はタツノコの橋本敬史さんが作監してます。
伊藤さんは完全にジブリ出身で、名倉さんなんかも「ラピュタ」の原画やってますね、橋本さんは他で有名ですけど実は「ハウル」で原画参加してたりします。
特に"化猫"は絵もよく動いてエフェクトも凄くて、こういうのは小さいテレビの画面で見ると勿体ないです。
大きくて画質の良いテレビで見たいものです。

別に声優を見るアニメではないです。
普通の声優さんを使っていて問題はありません。

元ちとせさんが歌うED「春のかたみ」は民謡風の荘厳なメロディに渋みのある歌唱が合わさって非常に良い物に仕上がってます。

キャラは、NHKでたまに放送してる教訓めいた昔話に出てくるような感じです。
薬売りはまた違ってオリジナリティに溢れてますが。


「はちクロ」から急転直下というか、まぁ落ちたわけではないですが、ホラーなんてえらく踏み切りましたよね、ノイタミナも。
まぁたまにはこういうのもいいですね。

投稿 : 2015/11/26
閲覧 : 273
サンキュー:

3

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