Lovin さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
観た感じ
■概要{netabare}
監督:水島努
脚本:吉田玲子
キャラクタ原案:島田フミカネ
キャラクタ原案協力:野上武志
キャラクタデザイン:杉本功
制作:アクタス
話数:1話119分
聖地:茨城県大洗町
主題歌:「piece of youth」
by ChouCho
イメージソング:「GloryStory」
by ChouCho
{/netabare}
■感想
劇場で鑑賞。私が一番好きな作品。
BDを購入するので劇場では観ないつもりだったが、余りに強く奨められたので会社の近所のシネコンで鑑賞してみた結果、気付いた事を書いてみる。なお少なくとももう一度、出来ればゆっくりと観たいので、カルトレビューはBDが届いてからにする。
平日のレイトショーだからなのか、人気が無いからなのかはわからないが、全く混雑していなかった。人込みが苦手な私にとっては嬉しい事だが、色々と不安になる。
前半はあるメンバーの活躍で戦術がメインだったが、後半は熱い展開で戦略にも見所がある。TVシリーズには登場しないキャラも多いが、皆個性派揃いだった。
TVシリーズと比べて、全体的に戦車の駆動能力が格段に向上している。私が劇場版で一番インパクトを受けたキャラが乗っていた戦車は、OVAで初登場したカルロベローチェ以上に欲しくなるくらい機動性があった。
駆動能力が向上した、と感じさせる理由は、劇場版仕様の作画の功績が大きいだろう。流石劇場版、と言わしめる圧倒的に細やかで滑らかな動きでかつ、スピード感、躍動感、どれを取っても申し分ない。
内容的には、後半の熱い展開は予想できなくもないと思うが・・・兎に角、憎いあん畜生がレギュレーションを捻じ曲げたせいで、「迫力満点だぜぇ~」と言う音速丸の台詞やら、ガルパンMADに出てくる閣下の「どーん」やら、頭の中が混乱する程の圧倒的な絶望を感じた。やり過ぎやでナチス。でも流石の秋山殿とそこからの展開だったけど。
私的には、「お外だからダメ」と思いながらもニヤけてしまう間抜けな顔、「お外だからダメ」と思いながらも力の入る膝、「お外だからダメ」と思いながらも薄っすらと汗をかく足の裏、夢中になってしまった。
音楽的には、メインは変更されていたものの、BGMはアレンジが変わっただけで、基本的な楽曲のメロディに変更は無い。印象的だったのは、秋山殿とエルヴィンのアカペラだった雪の進軍が、オーケストラ(?)にアレンジされてBGMになっていたこと。
上記以外では、アッサムが喋っていた、西住殿の母上にもライバルが居た、蝶野亜美一尉はやっぱり熱かった、チョビも大活躍、二次創作のみほまほ再現。でもやっぱりガルパンはガルパンだった。
書きたいことはあるし、ネタバレレビューなのだけれども、ガルパンが好きな方なら是非見て頂きたい。BDでも仕方ないけれども出来れば劇場で。