ポール星人/小っさ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジョセフィーヌはタヌキなんですよね?(汗)
面白いと勧められた作品でしたので下調べせずに観始めたんですが、シャフト制作で新房監督だったんすね。観れば確かにという絵で思わぬ拾い物したなと思いましたです。
宇宙人出てきたりオカルト要素も有りますけど、この作風なら何でもアリな気はするので気分よく最初から最後まで楽しめました。
ただ世間的な分類的には"日常系"の括りの内との事ですけど、なんか毛色が違いますよねw
大体にして歩鳥が可愛くないし。いや可愛いんですけど(汗)
私は日常系の重要なファクターとしてロリなキャラはmustなのかなと勝手に勘違いしてた部分も有るので、歩鳥に違和感が。いや可愛いすけどね(汗)
キャラクターデザインも若い子も中年も老年も相応な書き分けである意味"容赦ない"のがやっぱインパクト有りますわね。針原さんのビジュアルはある意味敵を作りそうな気はする(汗)
今期(15秋期)では"すべてがFになる"が媚びない容赦ない顔ばかりで、おぉぉ(汗)とか思ってましたけど、こっちは愛嬌のある人柄と顔のキャラが多いので、アニメのキャラは美形ばかりでないと観てらんないって方でも我慢は出来るかなと。メイド長ウキさんの声が男性の櫻井さんなのは、なんか個人的には好きw
この作品も日常系らしく1クール通しでの物語性は無いですが、小ネタやってるうちに1話が終わってく類の笑いじゃないんで昭和なコメディで育った私みたいな世代でも素直に楽しめました。
個人的には日常系の好みでない作品観た後って、"何も琴線に触れるものが無いのならば、僅かながらでも物語が欲しかった"と思う事が多いんですが、コレに関しては最期まで観ても何の展開も無いにもかかわらず"この作品はコレでいいんだ"と妙に納得出来たんですよね。テンプレなかわいい女の子ばかりの人気のある日常系とは別物ですが、ジジババが多くてもコレはコレでイイと思います。荒川アンダーザブリッジに近い作品ですが、個人的にはコッチの方が好みでした。面白かったです。
でも、ジョセフィーヌがホントは犬だなんて残酷だと思うw