れんか。 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
人の思いが守る生命。
死体から〜死体なら〜死体とき〜死体でしょ〜
の歌詞で多くの方に知られている「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」がオープニングの2015年夏期のアニメ作品です♪
私は最初は見ておりませんでしたが、ニコニコ動画の7月29日までアニメ無料公開の際に拝見させていただきテレビで録画するようになりました(^-^)
1話を見た時、最初は日常系アニメなのかと思っていました。ですが、段々と主人公のゆきと後輩のみーくんの行動や言葉に矛盾が生じゾワゾワとしました。
そしてそれから、話を重ねるうちに人々がゾンビへと変化していった過程が出てきてゆきの見ている世界が偽物だということが分かっていきます。
何故、人々がゾンビになってしまったのかということは最終回まで見ても分かりませんでした。
とても気になりますよね(汗)
話が展開していくことで怖さも増しましたが、それに加えめぐねえが死んだ理由やみーくんが学校に来た理由とKちゃんの存在などの感動する場面も少しずつ増えていきました。
めぐねえが死んでいるということに気が付かされた後、ずっとゆきの見ているめぐねえが不気味で仕方がなかったです。
地下に自分から閉じこもっためぐねえ。
そして、そこにある机の上のノートに書かれた生徒たちの名前。
くるみちゃんがゾンビ化しかけた時、くるみの文字の上に零れた血。
そのシーンがとても印象的で恐怖を感じました。
しかし、最終回?その前?ぐらいでその名前の横に「生きて」と書かれているということが分かり、感動を誘いました。
ゆきたちを守るために自分が身代わりとなっためぐねえ。そしてゾンビ化してもなお、生徒たちのことを心の底で思い続けていたのです。
そしてその思いがゆきの心に届き、あのような形で魂だけ出てきたのではと思います。
最終的にも、幻覚のような形でゆきを放送室まで導いてくれました。
あそこのシーンは本当に感動して涙が溢れ出してきました。
感動と言えば他は、太郎丸のシーンでも泣きました。
ゾンビ化した太郎丸。だけど本能的にゆきを助け、ゾンビを蹴散らしかっこよかったです。
あそこで誰かしら助けに来ると分かっていても太郎丸が来るなんてちょっとだけ予想外で驚きました。
みーくんが部屋に逃げ込む時に太郎丸が出てきたことがあそこに繋がっていたんですね!
そして、その後も大好きなゆきの帽子を覚えていて飛び込む姿…(T ^ T)
泣きました…。
そして最後、一瞬だけゾンビから元に戻った太郎丸…。
そこがもう、何とも言えないほど感動しました。
何よりも、みーくんの膝の上で死ぬということが私にとって心を打たれました。
みーくんの膝の上、が自分の中では割と重要であったり…。
私の中で一番感動したのは、ゆきの放送室での言葉。
かつて、少し変わり者で避けられ気味だったゆきが言うあのセリフは一言一言に重みというか思いが感じられました。
何度見返しても、あそこのシーンは毎回泣いてしまいます。
1話目のセリフが最終話になってまた出てきて、同じ言葉なのに違うような思いが伝わってきて素晴らしいと思いました。あの演技力、すごいですよね。
最近はもっと細かいところが気になり少しずつではありますが漫画を集めています♪
感動もあり、恐怖もあり、勇気をもらえる作品だと思いました!
まだ見ていない方はぜひ、1話から見てみることをおすすめいたします!
録画を消してしまっていたりして、記憶があやふやで間違えている点があるかもしれません。
もし、間違えていましたらお伝えいただけるとありがたいですm(_ _)m
私個人の感じたことを言葉にしたので、他の方の感じ方と違う点がございます。
そこはご了承お願い申し上げます。