RFC さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
衝撃的な作品でした
この作品はリアルタイムでは全く見てませんでした。
ずっと後になって自分の在り方を見失っていた時期にこれに出会いました。
1回見ただけでは意味がわからず、でも何か感じるところがあって何度も見直しているうちに「ああ、こういうことか」って噛み砕けました。
肯定派、否定派真っ二つに分かれている最終話に関しては、私は肯定派です。最後の2話のためにそれまでのストーリーがあったと思っています。
この作品に出会えたおかげで私はかなり前向きな考え方に変わりました。自分の好きなところ、嫌いなところ全部認めたうえで、嫌いなところは変えていく。そして自分を好きになれる。作品中にいろんな名言が出てきますが、今でも通ずるものがあるかと思います。
{netabare}
好きなシーン
①僕は僕だ!僕でいたい!
自己否定しかできなかったシンジがようやく
自分を認めることができたシーン。このために
ある作品だと思いました。
②「じゃあ、寝てれば?」
過酷な現状に不満をぶちまけるシンジに
綾波が放った辛辣な一言。
文句を言うことは子供でもできるがその上で
あなたは何をするのかを問うたシーン。
③ミサトがビールを取るところ
シンジの股間を隠しているビールをミサトがとる。
お茶の間が凍りついたが実は…。
監督天才と思いました。
④レイとアスカがエレベーターで無言で十数秒。
気まずさが200%になっています。
監督天才と思いました。
⑤ゲンドウがSoundOnlyで「よくやった」
照れ隠しで音声だけでシンジをほめたシーン。
ゲンドウの不器用さをうまく表現していました。
⑥不自由をやろう
これもゲンドウの不器用な愛情表現。
すさまじい表現と思いました。
{/netabare}
使徒のデザインも異常でした。なんなんだこれは?って度胆を抜かれましたね。
Evaは私にとって「生き方」「在り方」を変えた重要な作品です。