ぽたた さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
力が欲しい! 俺の守りたいものを守れる力が欲しい!
◆あらすじ
突如現れた 異形の寄生生物〈ガストレア〉
それは 桁外れの再生能力をもち 侵攻に
人類はなす術もなく 大敗を喫する。
国土の大半を失った人類は ガストレアに唯一弱点とする金属「バラニウム」で造られた 巨大なモノリスに囲われた小さな場所で生きることを余儀なくされた。
そんな現状の打開策として打ち出されたのが
ガストレアへの対抗手段をもったスペシャル集団 〈民間警備会社〉略して〈民警〉
この物語の主人公 里見蓮太郎も民警の1人。
そして民警に所属する人員の中で、イニシエーターとペアを組み、ガストレアとの戦闘にあたる者。
里見蓮太郎のイニシエーターとは 藍原延珠。
イニシエーターとは
大戦の後
生まれた子の1部に 母体内でガストレアウイルスに感染した子達。
それは〈呪われた子供たち〉と呼ばれ
その子らの中には 抑制因子を持ち、高い運動能力と特殊能力を得た子がイニシエーターとなる。
里見蓮太郎と藍原延珠をメインとし ガストレアや様々な敵と戦う物語。
◆原作はラノベ
話数13 基本 話はつながっている
内容はなかなかに深く 考えされられる事も多い
呪われた子供たち が差別の対象となり
特にイニシエーターとしての 子達を生命力、戦闘力の高さから命を軽くみられたりし、ぞんざいな扱いを受ける子もしばしば。
そんな中での主人公達の思いにも注目です。
◆感想 {netabare}
話のメインとなる人 イニシエーターの子達はもちろん 蓮太郎や木更さん達にも 暗い悲しい過去があり
復讐のために 〈民警〉をやっていた事には驚きました。
特に木更さんの天童家を倒すという強い意思
そしてそれを実行していた時は本当に怖かったです。木更さん豹変しすぎ((( ;゚Д゚)))
でも それほど辛い思いしたんだと わかりました。
それのせいか 蓮太郎がすごくいい人に見えました。まぁ実際かなりいい人なんですけど。
蓮太郎は〈呪われた子供たち〉に普通に接していますが この世界では珍しく
だから 懐かれたり いい人になるんだろうけど。
差別を受け、終いには民間人に殺されてしまう〈呪われた子供たち〉
延珠やティナ達の目には一体どう写っているでしょう。
民間人のために命をかけて、戦っているのに 守っている対象に仲間が殺される。
そして 自分たちも ガストレアウイルスの侵攻に体が徐々に蝕まれているというのに。
とても理不尽だと思った。
民間人達は 〈呪われた子供たち〉についての知識や
イニシエーターの存在にちゃんと気づいているのだろうか。{/netabare}
本当に考えされられる物語でした。
最後も気になる感じで終わったので2期がある事を願いますね!
◆総合評価
ストーリー設定からにして かなり面白いし
画像も綺麗でした。
内容も深めだと思うので 私的にはとてもオススメです。
ただ ラノベ原作でよくある 内容が端折り気味なので ちょっとわかりにくいかもしれません。
だけど 原作を読まなくても 十分に面白く 理解もできるので。
深く知りたい人は原作を読むことを勧めます。 私は読みに行きたいですw
私はすごく好きな物語でした。
アニメを見てから深く考えたりする人には 特にオススメです!