うち. さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
お祭り映画に近い傑作※全文ネタバレ全開です
・物語について
エキシビション戦を終えたらまさかの廃校設定が復活し、文科省の役人も再登場。実はあの全国大会で優勝したら廃校取り消しは「口約束」でしかなかった。廃校…つまりは大洗艦も存在する意味がなくなり廃艦されることになってしまうのでした…
そこで生徒会長が独自に動き自衛隊の蝶野に相談したり蝶野を通じて西住本家の力によってとある相手と試合をすることになった。
とある相手との試合に勝てば今度こそ間違いなく廃校は取り消しになる約束を取り付けた。その相手は大学選抜チームという社会人チームにも勝利したことのある強敵だった(選抜チームに特別な名前はありませんでした、もしかしたら裏設定であるのかも)
物語はまた廃校だ!大変だ!西住におまかせ!という感じ。なかなか無理やりな展開でしたが面白かったです。会長が動かなければ泣き寝入りだったのでそこも良かった。
島田流と西住流が啀み合った経緯とか知りたかった。
・声優について
録音ブースぎゅうぎゅう詰めだったんじゃないかと思うほど多かったです、しかしガルパン世界にマッチした演技だったのではないかと思います。
ノンナを演じた上坂すみれさんは今回もロシア語を話しました、クラーラとの会話は必聴の価値あり(笑)
・作画について
崩れているとかイマイチだったというのはありません。特にエキシビション戦での戦車が海から出てくるシーンの戦車から流れ落ちる海水の流れは見事。
まあ大抵の女性キャラがロリなのはご愛嬌。
・音楽について
選抜チームのテーマ?らしい曲の重低音が良かった、ラストの西住姉妹VS愛里寿戦のBGMも良かった。
音響に関しては満点ですねこれは譲れません。
・キャラについて
「あんこうチーム(西住流と愉快な仲間達)」
ボコ太ミュージアムでハイテンションになる西住みほ(笑)コンビニに関してテンションが上がるようですが今作ではボコ太好きには堪らないスポットを発見し、かつてないほど喜んでいました。しかし他のメンバーは若干引いていたのが笑えました。
そういえば秋山殿の潜入シーンがありませんでした、選抜チームとの試合が急遽決まった影響なのでしょうか?
「カメさんチーム(生徒会)」
生徒会長の第二の主人公ポジション、桃ちゃんの会長の居ない分まで頑張る姿は感動しました、柚子の桃ちゃんを支えるポジションは相変わらずでしたが最後の最後で号泣したのは実は二人は似たもの同士かも知れません。
飛んだあああああ!!!!
「アヒルさんチーム(バレー部)」
トリッキーな立ち回りで驚かせてくれました。戦車でバレーをするのか(困惑)
「カバさんチーム(歴女)」
アニメシリーズ同様背景に溶け込み戦法で活躍。火力はあるものの砲塔が回らない!
「うさぎさんチーム(一年生)」
代理の学校でサバイバルな生活をするポテンシャルが未知数なチーム。観覧車を狙撃し敵に囲まれた味方を救うという大活躍をした。
「カモさんチーム(風紀委員)」
廃校(廃艦)で一番荒れたそど子。臨時の学校に移動した後他校の生徒と喧嘩するほどグレた。風紀委員として誇りを持っていたのでしょうね。
「レオポンさんチーム(自動車部)」
ガルパンにおけるアストナージ…万能整備士として存在、活躍した(アニメシリーズでもおそらく戦車を整備していた)
おそらく今作で一番セリフが少ないチーム、今回はようやく自動車に乗ったシーンがありました。大学選抜でもそこそこの活躍をしたのですがポルシェティーガーを魔改造の機能で自滅。個人的にネタ要員。
「アリクイさんチーム(ネット戦車ゲーマー)」
アニメシリーズでは無意識にフラッグ車を守った影の功労者。臨時の学校において己の身体を鍛え、力持ちなキャラに変身、ゲームで鍛えた戦車知識と実際に戦車を動かす身体が合わさった。アニメシリーズとは打って変わり中々の活躍をした。
まだ追記します。
◯まとめ
キャラの掛け合い、戦車シーン、すべてが高水準!来年を迎える前に是非とも観て欲しい映画です。