セメント さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ごま油
ごま油は人類の宝なのですです
私には「商売ロック」と本作の区別が付きません・・・
というのは冗談で、でも本編にデフォルメCGを混ぜる演出がなされてたアニメが同時期にやるのかと思ってはいました。
してその中身は、干支モチーフで猫がメインに描かれるというまさに「フルーツバスケット」。
全然違うか。
面白いんですけど、割と周りが持て囃してその面白さを認めたくないアニメでした。
これを讃えてた人達が結局円盤を買ってないのを見ると憤りしか感じません。
公式twitterが"ウリたん追悼企画"みたいなのやってて正直引きました。
今再放送しているようですが、懲りずに公式がキャラの死や出番の少なさをネタにしているところがあってあまり好ましく思ってません。
りえしょんの喧しさが究極に詰まったアニメですよね、よくイベントで拝見するりえしょんのテンションそのものでした。
でもりえしょん以外にもぽにきゃんお抱え声優ばかりですが、それぞれに出番があって、良かったと思います。
ぽにきゃんアニメのOPってよく声優に歌わせますよね、三森すずこさんとか内田真礼さんとか。
ということでりえしょんがOP歌ってます、かっこいいベース音からの昭和コントのオチBGMのようなチャンチャン♪で、してやられた...!ってなりますよね。
「リトライ☆ランデヴー」、カップリングには"もーっと!うるさいにゃ~たんMix"なるものも入っています、りえしょんがただ喧しいだけの"キルミーのベイベー!のさらにウザいやつ"みたいな奴ですが。
EDは退場したキャラが歌うという あ の 「悪魔のリドル」方式を採用しています。
沢山キャラいて把握できないなーと思ってたんですが、東京アニメセンターで開催されてた「えとたま展」に行ってから考え方が変わりました。
まず「えとたま展」、私が行った展示の中で最も充実していて感動のあまりその場で崩れ落ちました。
台本、原画、絵コンテ、設定資料などなど飾られている中で、目を惹いたのがバトルステージの設定です。
本作のキャラクターって神様で、守護地域として守っている土地があるんですよね、本編見てて全く気付かなかったのですが。
例えばシマたんだったら近畿地方、ピヨたんだったら東北地方、ウリたんだったら沖縄と、それぞれバトルステージはご当地の特色が反映されていて、かなり細部まで設定されていたんです。
それを見た時、こんなに作りこまれていたのか!?と心を奪われてしまい、なんと先行発売してた設定資料集を買ってしまいました。
それまで本作なんて歯牙にもかけないような作品だったんですが、その時私の中でパラダイムシフトが起こりましたね。
まさか本作にお金を払うことになろうとは、放送当時からしたら甚だ信じられないと思います。
でも、こういう変なところで設定が細かい作品ってほんとツボなんですよねー。
こういう作品を大切にしていくべきなのですです。