かしろん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
がんばれ女の子
BSプレミアム
「庵野さんと僕らの向こう見ずな挑戦」
を見た記念。
鶴巻和哉監督作品。
どうとも受け取れそうなので、あくまでも
”私はこう受け取りましたよ”
っていう逃げ口上。
【がんばれ 女の子】
{netabare}画、楽曲、テンポ、全てにおいてポップで見やすい作品。
内容はカラー版インサイドヘッド(見てないけどね)って感じか。
では内容。
男1、女2で構成された仲良しの3人。
ところが、この関係を崩す事態がおきた。
男と女Bがちょっといい関係になっちゃったのだ。
女Aはどうしようか悩む。
日常生活がダメになるほどに悩む。
男と女Bが仲良しなところを魅せつけられて、身を引くことも考える。
だが、ちょっとココロに引っかかる。
やっぱ男に心残り。
このまま何もせずに引き下がるなんて出来ない。
そうと決めたらさぁ突撃。
女Bのガトリングトークで傷ついたりもするけれど、
一発デッカイのを打ち込んで女Bを撃破。
さぁ!男のもとに駆けていけ!
イケメン男を発見だ。
さぁ、飛び込んでキスをしろっ!
だが、いやいや、ちょっと待て。
女Bも大概だが、男もなんで女Bといい関係になってんの?
我に返った女A。
ヘッドバットで男をK.O.
頭の髄にパイナップルを叩き込んでやれっ!
ココロが傷ついたりもしたけれど、それでも笑顔でいられるさ。
背中に背負った大きな荷物は、薪とともに天に昇る。
かばんに捧げた敬礼は、過去への惜別、未来への希望。
この内容をミリタリーテイストたっぷりで描く心地よさ。
単純に”マシンガントーク”とせず、ガトリングなのも良い。
ガトリングは男のロマンだよ、グフカスタム。
やろうと思えば、どこまでもグズグズな湿っけタップリ作品に出来そう
なんだけど、ここまで綺麗にポップに仕上げてくれると楽しい。
まぁ、なんというか。
ガンバレっ、女の子っ!{/netabare}