かしろん さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
理想と現実
BSプレミアム
「庵野さんと僕らの向こう見ずな挑戦」
を見た記念。
どうとも受け取れそうなので、あくまでも
”私はこう受け取りましたよ”
っていう逃げ口上。
【3次元の女って怖いよね?】
{netabare}理想と現実のギャップにやられた男の子の話なのかなぁ、と。
2次元女の子に快楽を求めていた主人公。
揺れる胸、弾む乳。
くびれたラインにむっちりお尻。
自分の理想のそのまんまな、女の子。
当たり前だ。実在しないのだから。
そんな男が3次元の女と付き合ってみた。
揺れる胸、弾む乳。
くびれたラインにむっちりお尻。
自分の理想のそのまんまな、女の子。
だが、理想を手にいれたかと思ったが、そうは上手くいかなかった。
当たり前だ。彼女は意志のある、実在する人間なのだから。
女だ、と区別したところで人間だ。
意志もあるし欲もある。
当たり前のように性欲もある。
2次元の女に性欲はない。
自分の欲をぶつけるものだ。
ところが、3次元の女は性欲がある。
それを自分にぶつけてきた。
「あー・・・女ってピュアで可愛いもんじゃないのかよ。
こんなドロドロした面もあるのかよ・・・」
あぁ悲しいかな、理想と現実。
2次元の女に自分の理想を持っていた主人公は、3次元女の現実に参ってしまう。
それでも男は立ちあがる。
女だって人間だ。
そりゃ意志も欲もあるさ。
なんだかんだでキスすりゃ気持ちいいもんだ。
そして男は立ち向かう。
どんなにボロボロになろうとも。{/netabare}
これが乙女の夢の世界、「GIRL」に繋がるんだね。