arias さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
キアンの前でレズるのはやめなさい(自分用メモです)
SF/サイコレズ/PG-12(ショッキングなシーンあり)/原作小説
11月15日Movix仙台にて
<harmony/>
霧慧 トァン:沢城みゆき
御冷 ミァハ:上田麗奈
零下堂 キアン:洲崎綾
虐殺器官の会社のマングローブが倒産したため急遽2015年11月13日公開になった作品
システムに管理された近未来を舞台にある人物が反旗を翻そうとする、といった作品。
さまざまな自殺シーンがあるためその点注意が必要ですね。
内蔵が見えたり、実写映画『パニック』ほど奇抜な死に方はありませんが血は出るのでうわっとはなります。さすがPG12
あとレズいシーンが盛りだくさんです。ネタバレになるのであまり言いませんが
映像自体はまあまあだった。CGで作ったシーンがちょっと怪しいとこありましたね。
会社も違うし屍者の帝国と比べるのもなんですが、映像美というところでは屍者の帝国のほうが良いかと
あとこれはあえて何でしょうが日本国の建築造形がキモすぎる。
システムで管理されてようがこんな生物の内蔵をでかくしたみたいなピンク色の建築物しかなかったら絶対心病むよ!
未来の日本人のセンスヤバすぎる
声ではミァハが良かったですね!役柄にピッタリだったんでは?
上田麗奈という方らしいですがちょっと注目してみます。
声といえば大塚明夫目当てで鑑賞なさる方はちょっと後悔するかも。出番少ないので
ここから↓は思いっきりネタバレですので注意してください
最後のシーン。
チェチェンで引き金を引いたトァンはあの後自殺したんじゃないかなと。
たとえプログラムが作動していない結末があったとしても、彼女は合理的に迷いなく自殺の道を選んだんじゃないかな。
あのシーンにも現れるけどなんだかんだ今も「あの」ミァハを愛していたわけだしね。
しかし引き金を引くという選択よりもその直前のトァンの発言には驚きました。それほどトァンはミァハの事を想っていたんですね。
成長後のトァンはミァハの髪型を真似たり知識を蓄えたりとそういった節はあったんですが、それでもあの展開には「えっ」となりました。
レズ怖いですね(違う)
そんなレズ共と何故か一緒にツルンでたキアンちゃん。
目の前でチュー見せつけられるし一緒に死のうとか言われるし13年後にはトァンにガッカリされてるし速攻で『殺される』し……
キアンの扱いがあんまりだぁ。
来場特典はキアンの栞だったのでせめて私の手でだけでも大切に扱ってあげよう。そう思わせられた、アニメーション映画<harmony/>でした
おわり