HIROTO さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
音もしない様な鋭い優しさ
何話か覚えていないけど、テレビをつけたらしのぶちゃんとちはやが石段で話しているのが映った。
それから妙に気になってタイトルを調べて、原作を読破してしまった作品。
原作はしっかりと見ていたがアニメは見ていなかったので新鮮な気持ちで見ることができた。
好きな作品だったので、アニメを見るのに少し抵抗があったけど見始めたら、全く気にせずに入り込むことが出来た。
舞台が京王線ってのも身近でとてもよい、いったことあるわー。見たことあるって景色が沢山ある。
季節の描き方がとてもうまかった。春夏秋冬の移り変わりがよく伝わってくる。
原作は少女マンガだけど中身はスポ魂でやはり熱い、面白い。
百人一首という、今までスポットが当たらない競技をここまで面白く楽しく描けるのがいい。
競技かるたの奥深さや、情熱に加えて、部員との友情もとてもうまい。
そんで、百人一首は恋の歌に習って甘く切なく恋も描かれている。
正直、嵌った。ヒカルの碁と同じくらい衝撃を受けた。
小学生時代の新と千早の出会いはとてもよかった。
新がとてもかっこよく、一人の人生にここまで影響を与えるのもすっごいわかる。
一つの物に真剣に取り組む姿はやっぱりカッコいい。そして楽しむってのは真剣にやるって気持ちだよね。
過去ってやり方しだいで面白くもつまらなくもなるけど、これは入り方がとてもよく深く作品に入り込むことができる。
チーム戦の新もすごい面白かった、やっぱり負けず嫌いの新が最高だわ!
出会いから別れまで素晴らしく感動できた!
小学生時代はまさに傑作だった。
原田先生の100人友達が出来たと思って仲良くなりなさい、青春を全部かけてから言いなさいはとても素敵なセリフでずっと頭に残った。
このセリフをずっと覚えていたから新と原田先生が戦うことになったとしてもどっちも応援できなかっただろうなー。
とにかく最初から最後まで熱く素敵なおじさんだった。ヒザにまけるな!!!
高校時代は団体戦の楽しさ、苦しさを描いている。
全員の成長を見る事ができ青春してるなあーって羨ましく思った。
やっぱ団体戦のプレッシャーってすごいし、難しいね・・。
見てる分にはいいんだけど、やってるほうのプレッシャーって本当にすごいからなあー。
2対2で最後に回ってくるとか心臓が口からでそう試合前に思ってたわー。
でも仲間がいるって強くなるって事もあるんかなって少し思えた。
綾瀬 千早
無駄美人と呼ばれるこの作品の主人公。
天性の聴力を持ち、集中力を凄くかるたの才能は作品ぴか一だと思う。
完璧な超人ではなく、等身大の高校生に描かれていたのが感情移入できる理由だと思う。
チョコレートサインがとても可愛い。
ちょいちょい押しが強いとこがいいね!
真島 太一
主人公の一人なのかな?
彼の成長もこの作品の魅力だと思う。
一皮剥けてから好きなキャラの一人になった。まあ自分は新派ですけどね!!!
綿谷 新
小学校時代から大好きだった!
真剣に楽しく好きを体現していて、努力を怠らないのが素晴らしく魅力的。
小学校時代に与えたインパクトはとても大きく、千早と太一に多大な影響を与えている。
男性キャラの中で断トツで一番好き。
若宮 詩暢
もう外見が好きすぎて、ちはやふるを好きになる切っ掛けになった方。
この子が画面に映ってなかったらこのマンガ、アニメを見る事はなかっただろうなって思う。
この子が戦う時は何があっても応援してる。
原田先生の言葉を一番体現してるのもこの子なのが理由かもしれない。
一番の負けず嫌いで、最後の最後までクイーンとして千早の目標と壁になっていて欲しい。
お願いです!!!太らないでください!!!
他のキャラも結構好きな子も多いのがいい、ライバルもいい!
部活は個人競技ばっかりで団体戦は自分の勝敗に関係なく勝負が決まるので大嫌いだった。
でもこんな風に他人に期待したりするもの悪くないかなってちょっと考えられた。
BGMもとてもよく、緊張感や楽しさを引き立ててくれていた。