スパイ隊長(休止中) さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
う~ん、面白いとは思うんだが・・・。。
「良作」
※自分のレビューを見るときはプロフィールを参考にしてください。
凛ルートの話。
※2クールまとめてのレビューです。
Fate/stay night(初代)と概要は変わらないからあらすじは割愛。
初代を考慮してレビューを書くと・・・
このUBWは初代でのモヤモヤを晴らしてくれる作品のような気がなんとなくします。
例えば
●アーチャーの正体
●キャスターのマスター etc...
ゲームをしていない自分はこの作品を見るまでアーチャーの正体に気づきませんでした。
その点では見て良かったと思っています。
ただやっぱり初代とは違う雰囲気を醸し出していました。
イリヤは死んじゃうし、綺礼も死んじゃうし。
初代のように恋愛アニメとして見ていると、置いてきぼりにされちゃいますね(笑)
士郎の「自己犠牲の精神」に基づいて「正義の味方」を何十年何百年続けてきて、途中で「理想」は「理想」でしかないことに気づき絶望する、そんな士郎の成りの果てがアーチャー。
いや、士郎→アーチャーってイケメンになりすぎやん(笑)
でも、「理想」は「理想」でしかない、というのはその通りだと思う。
自分は人生で一度も「理想」が現実になったことは無いから何とも言えないけど、「理想」ってのがあるからこそ現実で頑張れるんじゃないかな。
ちっぽけでも大きくても「理想」を持てるから生きていけると思うし、何も持たなかったらそれこそ生きていく気力すら失うと思う。
その「理想」が無理だと感じて絶望しても良いと思う。
ずっと追い求めてても周りのことに目が向かなくなるし、絶望して目を覚ましてやり直す、良いことだと思う。
ただ、それは子供のうちに済ましておくものだとは思う。
大人になってからじゃやり直しなんてそうそうできるものじゃないからね。
しかし残念だったのは、「ギルガメシュが弱い・・・」ですね^^
初代だけでなくZeroでもとてつもない強さを見せつけてきたギルガメシュ、最期はあっけなかった・・・。
しかも、アーチャーとの死闘を乗り越えた士郎と互角、いやそれ以下だったかもしれないですね。
いや~「Unlimited Blade Works」、これはまさにチートですね^^;
「際限無い剣の生成(精製)」と訳していいのか分かりませんが、ギルガメシュを倒すための技のような気がしますね。
(初代でアーチャーもバーサーカー相手に使っていた気がします。その時にはバーサーカーの命を5個ほど削っていましたね。)
そして、見終わって「なんか気持ち悪いなぁ・・・」と思った理由は、
セイバーが蔑(ないがし)ろにされている、でした(笑)
凛ルートだからしょうがないとは思うけど、やっぱセイバーが好きな者としては悔しいというか寂しいというか。
でも絵は綺麗だったし、安定したランサーのカッコよさも垣間見られたので良しとしましょう♪
おすすめは、
ideal white/綾野ましろ(OP1)。疾走感あふれる曲。
Brave Shine/Aimer(OP2)はアニメーションもカッコいい曲。