ゆ~ま さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
結局最終話まで感想書いてなかった・・・。ということで採点と感想第1弾をば。
前作ゲームプレイ済。前作アニメ視聴済。
『偽りの仮面』ゲームプレイ済。
『偽りアニメ』~『前作アニメ』~『前作ゲーム』~『偽りゲーム』
という邪道?な触れ方をしてきました。
こんな順番になった理由は
・仮面(ヤマト)の話が出てきた時点で直観的に必要性を感じた
・前作をアニメで済まそうとしたら、主に戦乱しか描かれて無かった
・前作アニメでは、クオンの出自が判明しなかった
という所です。
総評と採点-----
●物語●
{netabare}
ゲームと比べてみて。
ゴールは同じだけれど、
その過程がかなり変わってる・カットされてる感。
大分日常寄りの展開が大半を占めてますが・・・
これはこれで仕方が無いかな?とも思います。
シナリオ中心にし過ぎると、
前作のアニメのように「キャラ」が死んでしまうと思います。
逆にキャラ中心に考えてみると
もっとあって然るべきエピソードが結構描かれて無くて、
その辺勿体ないな~という真逆な感想も持っています。
とは言えどちらもガッツリと描写してしまうと
前作に全く触れていない視聴者が
入り辛くなってしまう結果になり兼ねなかったとも思いますので、
その加減という意味があったのでは?とも思います。
(2クールでは尺が足りないでしょうし)
最大の改変の1つと思われる「オシュトルvsヴライ」ですが・・・。
確かにゲームで結末知ったときは結構凹みましたので、
ネコネ1人に責任?の大半を押し付ける形にはならず
これはこれで1つの形としては有だとは思います。
が・・・原作通りにしないとハクの決断に対する
説得力が欠けているようにも感じます。
今後のハクとネコネの関係性もゲームに繋がるのか疑問でもあります。
25話ED明けのCMを観た限り・・・
クオンさん、荒れてそうだな~と。
次作で彼女が真実を知る日はくるのでしょうか。
知った上でどう感じるのでしょうか。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
特に大きな不満も無く、
終始安定していた要素だと思います。
アトゥイ役の原さんが、個人的には意外でした。
(声そのものも京風な言葉にも驚きました)
不満というよりも物語と展開のあやなのでしょうが
ハクとウコンの声は・・・もう少し寄せられなかったかな?と。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
ゲームと比較すると、
抑制されてる部分と強調されてる部分と
目立ったような気がしますね。
アトゥイとルルティエが両極端だったような。
キャラエピソードで使われていない部分があるのも
結局は「尺」と「バランス」なのかと推測しますが・・・。
{/netabare}
●作画●
{netabare}
この項目についても大きな不満は感じてません。
回によって若干の波はあったとは思いますが
見るに堪えないようなことも無く。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
ゲームや前作関連に触れた後観直してみると
そのまま使われている部分が結構多いことに気付かされました。
OP・EDも含めて独特の雰囲気を持つ作品なので
印象的な項目だったと思います。
{/netabare}
●総評●
{netabare}
ゲームクリアを先にしていた分、
今更結末そのものには動揺しませんが・・・
これからの物語であるとはいえ、
中途半端さは否めないですね。
あくまで『偽りの仮面』はハクとヤマトの物語であって
トゥスクルと二国のその後の物語は
続編で語られる物でしょうから、そちらに期待したいと思います。
ハクの兄貴の死因は?
アンジュを危機に陥れたのは誰なのか?
今作中の事柄でも謎のままの物があるので
その辺も明かしてもらえると期待しています。
『偽りの仮面』アニメ版としては
『うたわれるもの』初見でも
比較的スンナリと入り込める出来だったと思います。
前作の知識無しでもついていけましたし。
ただツッコんだ所を気にし始めると、
やはり前作の知識が必要になってくるのも事実でして。
結果的に僕は上記のような経緯を辿ったわけです。
(同じく初見の同僚に質問責めにされましたw)
{/netabare}