かしろん さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
余分なもの無き面白さ
どこにでもいる、自分に少し自身のない、中学2年の少女、鹿目まどか。
1匹の不思議な生き物、キュゥべえとの出会ったことにより、その運命が大きく動いてくことになる。
「僕と契約して魔法少女になってよ」
全くもって面白い。1クール、全12話6時間、全く余分なものが無い。
「魔法少女」と付くタイトルから人に薦めづらいものはあるが、一度見て欲しい。それだけの価値はある。
物語:1~3話Aパートまでは独特の雰囲気に違和感を抱きつつも「どいつが黒幕かなぁ」などと悠長に構えていられるが、Bパートの衝撃の展開から最終話まで「えっ、あっ、えっ」のジェットコースター状態。
10話の濃密さは過去見てきたアニメの中ではカレカノ1話に近い濃密さ。
作画:良くも悪くもシャフト。イヌカレー空間などの演出を含めて良い部分も多いが、引き画の時の顔の適当さとかをブルーレイで見ると悲しくなる。
声優:悠木碧の泣き、斎藤千和の演技を聞くだけでこのアニメを見る価値があると言って良い程素晴らしい。他キャラもはまり役ばかり。
音楽:OP、EDとも良曲。劇中曲も梶浦由記らしい良い曲ばかりで、マミのテーマ、営業のテーマなど、印象に残るものが多い。
キャラ:最低限のキャラクターのみせ構成されているので各キャラとも個性が分かれていて良い。
物語としての締めが完璧だっただけに、映画は期待半分・・・といったところ。見に行っちゃうんだろうけど。