Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
さあ、いま再びの未来をご一緒しましょう。
初めて「ARIA The AVVENIRE」の話を聞いた時ドキッとしました。
ARIAは、私がこれまで視聴してきた作品の中で一番大好きな作品である上、物語としては原作もアニメも完結していて続編が出るとは思いもよらなかったからです。
「ARIA The ANIMATION」1期全13話
「ARIA The NATURAL」2期全26話
「ARIA The OVA 〜ARIETTA〜」OVA1話
「ARIA The ORIGINATION」3期全13話
ウンディーネを目指す人達・・・そしてそれを取り巻く人達の温かさ、優しさをゆっくりと時間をかけて大切に育みながら3期で感動のクライマックスを迎えました。
途中幾度となく押し寄せる涙腺崩壊を乗り越えた先・・・ちょっぴりデジャブを感じるシーンで物語は終幕しましたが、「ARIA The AVVENIRE」の物語はここから始まります。
物語は以下の3つに分かれており、それぞれ1期〜3期のBD-BOXに封入されるとの事です。
capitolo1 その 逢いたかったあなたに・・・
capitolo2 その 暖かなさよならは・・・
capitolo3 その 遥かなる未来へ・・・
物語の舞台設定は、ORIGINATIONの後なのですが、それぞれが1〜3期の物語を踏まえて描かれているので違和感はありません。
時にはあの当時を辿り・・・そして時にはみらくるが新しい道を指し示してくれる・・・そんなこの作品のファンには堪らない構成になっています。
capitolo1が始まって早々・・・耳に飛び込んでくるのは1期オープニングテーマの「ウンディーネ」
これって素敵なサプライズなの・・・?
この時点でもう目に(;_;)が溢れてきちゃいました(//∇//)
上記は感動ポイントの事例の一つです。
他にもcapitolo1〜3まで、それぞれしっかりと感動できるポイントが盛り込んであります。
物語に対して多くを語る必要はありません。
きっと本編を視聴して感じて頂ければ良いのだと思います。
〈登場人物〉
水無灯里:切ない想いもまた、幸せモノの証なんですよ。
アリシア・フローレンス:ちょっとずつ、貴方が特別な存在になっていく。
藍華・S・グランチェスタ:恥ずかしいセリフ禁止!
晃・E・フェラーリ:言っとくが、私の指導は厳しいぞ。
アリス・キャロル:でっかいミラクルです。
アテナ・グローリィー:謳は、誰かに聴いてもらうものだから。
愛野アイ:この街は、みらくるであふれているんです!
あずさ・B・マクラーレン:自分で言うのもなんだけど有望株ってやつね!
アーニャ・ドストエフスカヤ:もしヘンな新人だったらシベリア送りです。
劇場に行ったときにはグッズは完売で、次回の入荷時期も未定との事でした。でも、どうしてもパンフレットが欲しかったので通販でゲットしちゃいました^^;
その中で、今回の新作アニメーションの制作に関してサトジュン監督と天野先生のインタビューが掲載されていたのですが、強く印象に残った一節を以下に記載します。
(質)以前は、アフレコ現場に音楽が流されていたりしましたが、今回も同じ様な環境でやられたのでしょうか?
(サト)そうですね。ただ、当時はテストのときにシーンに合わせた音楽を一緒に流していたのですが、今回に関しては泣きすぎてテストにならないと思って流さなかったんです。
ところが、みんなから「あれ? 音楽が入ってないですけど」「音楽ありで」と言われて流すことにしたら、案の定、涙をすする音がスンスンしはじめて(笑)。しかも、録音部が回想シーンに出てくるアテナさんの台詞まで入れてくれていたものだから。その台詞が流れ始めた瞬間、みんなの涙腺が一気に決壊してしまいました。あれには僕もグッときました。
自分なりにその時の状況想像してみると・・・涙腺が決壊してしまうのも理解できる気がします。私はこのインタビューだけで涙で前が見えなくなってしまいましたし・・・(//∇//)
この作品・・・視聴者を感動させるだけじゃなく、作り手の心も震わせる作品だったんですね^^
今回視聴した作品は30分×3本の作品でしたが、時間以上のモノが得られたように思います。
この作品がこれまで以上に大好きになりました!
今度は・・・この3部作を部屋でじっくりと鑑賞したいですね♪