とってなむ さんの感想・評価
3.8
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
観入れる作品はそれだけで評価したい
壮絶だった…。
これはネタバレなしでは書けません!
何故なら想いを吐き出さなければ気が済まないから。
この作品はネタバレを見てしまってはおしまいです。
未視聴の方はくれぐれもこの先を開かないように!
{netabare}
私はこの作品が"ヤバイ"ことは存じておりました。
ネット上でも本サイトでも話題性ありましたから。
ただ、どんな風に"ヤバイ"のかまでは…。
とは言え、何となく、ほんと何となくバッドエンドなんじゃないか?
とかは思ってました。が!
こんな終焉を迎えるとはw
イライラと恐怖と壮快と笑いの融合とはこのこと。
まぁそんな真の作品はこれくらいかもしれませんが。
ではここからは私の感想です。
それではまず一言。
誠タヒね。
この言葉は以前から知ってました。
なので、少しはコイツに耐性がついてるはずなんです。
それなのに…それなのに!
なんだコイツは!!
こんな主人公がいていいものなのか?
女をとっかえひっかえ、自制心皆無、自分勝手、無責任…etc.
救いようないな、おい…。
耐性なんてつけるだけ無駄ですね。
ただ、同じ男として分からなくない部分もあったり。
でもまぁ、呆れる点のほうが多すぎてこれ以上フォローする気も起きません。
次にヒロイン。
言葉(ことのは)さん。
ごめんなさい、私は世界派なんです。
だから、ダメ。←
このコに同情する面は少なくありません。
何故なら誠に非がありすぎるから。
とは言うものの、言葉の狂気に囚われた姿は戦慄ものでした。
目!目!
でも一目惚れみたいなもの(ではないが)で好きになった男にフラれたくらいであんなヒステリックになりますかね?
彼女の恋を軽く見る気はありませんし、
他の女に横取りされたのは最も辛い棄てられ方…。
ですがいくらなんでも…と思ってしまうわけです。
次、次。
世界ちゃん。
よくやったお前!(視聴者の声)
誠をザクッと一刺し、いや刺しまくった場面には思わず歓喜。
ふぅ…やっと事の元凶が消えたか。
と思った矢先。
言葉に屋上に呼び出される世界。
キャットファイトッ!
世界ちゃんを応援する私。
…その応援虚しく血を吹き上げながら倒れる世界ちゃん。
ほう…。
物語の"悪"を葬った彼女になんてことを!
でも、世界ちゃんがポケットから包丁を取りだし応戦する姿勢は素晴らしかった。笑
てか言葉、その取り出す瞬間に対応するって!
運動神経いいなw いつも体育休んでなかったっけ。
私、世界ちゃんには惹かれてたんですよね、わりと。
単に可愛いなぁ…と。
現実に当てはめても付き合いやすそうですしね。
彼女も発狂性はありますが、気を付ければ大丈夫でしょう。多分。
でも、彼女にも非はありますよね。
偽善者と言われればそれまでです。
清浦っちの台詞が突き刺さります。
他の女子たちについて。
彼女たちは一体何なのだろうか。
どいつもこいつも火に油を注いでいるようにしか。
誠を誘うな、誘われたらホイホイすんな。と。
光が一番の偽善者だと思ったり。
誠に体を何度も提供しておいて誠を罵る彼女には脱帽。
最終話付近までは普通に好きだったのに。
はぁ…まったくヤリ○ンばかりだな。。
しかも男女の体の付き合いを盗撮上映とか…。
モブな先輩も狂ってやがる…。
この学校、人格病んでる奴多すぎです。
てな感じでキャラは擁護しきれませんw
みんな色っぽくて可愛いっちゃ可愛いんですがね。
絵柄も好みですし。
生々しいエロ描写は評価したいもふ(▼ω▼)
長くなるので主題歌は割愛させていただきます。
でもやっぱ「記憶の海」「ウソツキ」は良い曲ですね。
お気に入りです。
それと、最終話の絶望の場面での挿入歌がいい味出してました。
登場人物に問題アリな作品でしたが、
観入ってしまったことは確かです。
包丁アップとか包丁アップとかw
12話ぶっ通しで視聴完遂!
途中で止められなかっただけなんですけどね。
それだけ、見応えはありました。
こういった作品も50本に1本くらいは観てみたい。
ここまで熱中して観れる作品もそうありませんし。
てことで、物語は満点評価にしておきます。笑
でもこの作品、何を伝えたかったのだろう?
こんなの作ってみました~!てな感じがしてならない。
恋愛の教訓かな。
これが浮気を重ね、体を重ねまくった男の末路です。みたいな。
{/netabare}うん、そうしておこう。