退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
作品のピントがあっちこっち
何がしたいのか良く分からないアニメ。
不思議な女の子と出会い冒険の旅が始まるらしいのだが…
ドタバタとした日常を軸に話が進み冒険に出る気配がちっとも無い。
そもそもその不思議について全くと言って良い程ノーリアクション。
普通は死んでる場面でも無傷だったり逆に簡単に人が死んだりコメディとシリアスの匙加減もお粗末。
一貫してるのは食べ物を粗末にして建物を破壊する微妙なギャグとI can flyの精神。
街並みが綺麗だったり食べ物が美味そうだったりするのは皮肉だろうか。
何かしら興味を引く要素があっても他の要素が邪魔をする水と油の混在した作品。
{netabare}
とにかく脚本がすっきりしない。
100mはありそうな谷底に落ちて無傷とは一体どういう事だろうか。
フェリスの超能力は手品扱いでソウゴ達も不思議だね~で終わり、ロボットについては特に気にする様子も無し。
お供の芋虫が超能力を無暗に使うなと釘を刺すも理由は言わない、周りも聞かない。
ソウゴの手の甲に現われた紋章も本人含め誰も気にしない。
そこを掘り下げてくれないと冒険に出る要素が無いのに
肝心な事をスルーしてやってるのはドタバタコメディと無理矢理ねじ込んだロボットアクション。
超能力で赤の他人の顔面にケーキをぶつけてそそくさと立ち去った上に
そいつが変態ハッカーで街の信号や重機を操って襲いかかってくるのをロボットで撃退とか何がしたいのか。
どうにもこの作品においてロボット要素は不要に思える。
最初の出会いも崩落に巻き込まれて超能力で助かるじゃダメなんだろうか。
訳の分からんハッカーなんか出してまでロボットを活躍させる必要性はあるのか。
4話まで見た限り不自然な状況を作ってまでフェリスが攫われるのもロボットで奪還する為のお膳立てにしか見えない。
そもそも大した脅威の見出せない敵と戦うロボットアニメの何が楽しいのか。
お母さんと曰くのある赤い鉱石とフェリスの謎を絡めて冒険に出るのではダメなのか。
冒険活劇としてもドタバタコメディとしてもロボットアクションとしても半端以下でこの先楽しめそうな要素が見出せない。
{/netabare}