「とある科学の超電磁砲[レールガン](TVアニメ動画)」

総合得点
90.8
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48
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的なジャッジメントですの。

世界観:6
ストーリー:6
リアリティ:4
キャラクター:7
情感:5
合計:28

人口230万人、その約8割を学生が占める「学園都市」。そこは他地域よりも科学技術が進み、「超能力開発」がカリキュラムに組み込まれた特殊な地域。その学園都市の中でも7人しかいない「超能力者(レベル5)」の1人である御坂美琴。彼女はその能力と性格のため、学園都市で起こる数々の事件に巻き込まれていく――。
(紹介文より)

あにこれ20位以内コンプリートを目指して、少し毛色の違う作品をと思い視聴しました。元々は「とある魔術の禁書目録」のスピンオフとのことですが、元の作品も全て未視聴です。

視聴開始後にまず、衝撃的だったのは白井黒子というお嬢様口調で主人公を慕うキャラ。これに慣れるまでに1つハードルがありました(苦笑)。このキャラぶりには慣れてくるとなかなかに味があって癖になってくるもので、中の人に感心しきりでした。

ただ、口調では、{netabare}中盤以降に出現した「じゃん」キャラと「なの」キャラには最後まで抵抗あり(「じゃん」キャラはせめて場によって使い分けをして欲しかった)。ワンピースでもそうですが、口癖を安易に使うのは、それでキャラを区別してもらいたいのか?と作り手の感性を疑ってしまうし、リアリティを下げます。

また、科学と銘を打った超能力も、例えば主人公の電撃で、自分の服が焼けないのはなぜか、皮膚はどうなっているのか、とかを考えてしまったり、テレポートの範囲等、制限はあるのか(窓ガラスでコンクリを切断できるなら、レベル5クラスの力があると思うんですが)と考えてしまったり、超能力のある世界では、更に様々な社会問題や世界の見方に影響を与えるように思うので、その点で説得力に乏しく、設定の作り込みに不足感がありました。

評価は3話終了時3.4相当→15話時4.0→最終3.5という推移になります。ストーリー、脱ぎ女が生徒を救おうとしていたという中盤までは深さもあるかなと楽しんで見られましたが、後半失速。ラスボスの企みが結構大がかりな割に、周囲がついていくと思える動機に感じられず、口調のこともあって終盤に評価が下がってしまいました。{/netabare}

超能力を持った少女たちがバトル・アクションで活躍するエンタメ作品。私は前述のような細かいツッコミを入れつつ見てしまうのですが、ドラゴンボールやワンピース等の大衆向けアニメを見る感じで視聴すればそこそこ面白いと思います。

投稿 : 2015/10/26
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サンキュー:

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