ato00 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やっぱり卯月が主人公ですね。
1クール目はキャラ紹介。
2クール目で物語が動きます。
震源地は新任女常務。
非常な采配でアイドル部門を改革します。
どんな企業でもあることですが、上が変わると組織の方針が変わる。
いい方向であれば問題なしですが、自己中的な人だと組織に歪が生じます。
御多分にもれず、ここでもメンバーが試練に合います。
とくにプロディーサーは全否定。
常務に反論し、独自の行動をする彼の姿は、口調の暗さもあって悲壮感が漂います。
でも、信念を曲げず、メンバーを信じる姿には心打たれます。
こんな試練の中メンバーは四苦八苦。
しかし、次の3人はブレません。
<新田美波>
相棒アナスタシアがピックアップされる中で、自身の存在意義を問います。
そこはしっかりものの彼女。
自己の中で納得し、自分の信じる道を進みます。
具体的心情描写は少ないものの、大人の貫禄です。
<杏ちゃん>
歩く自然体、「働いたら負け」が信条の彼女。
あくまでノッペリと自己を主張します。
その姿は未来永劫変わることがないでしょう。
<諸星きらり>
高身長で独特な語り口の彼女。
陰に陽にメンバーを勇気づけます。
ふざけたような話し方ですが、彼女の考えがもっともしっかりしています。
終盤になり、ついに真打new generationsが登場。
このアニメのメインユニット。
このアニメの主人公島村卯月。
このラスト物語には感動しました。
凛・未央ともに自分の道を見つけるなかで、ひとり取り残される卯月。
周りがキラキラ光っている中で、自分だけが挫折する。
私の大学時代も同じことがありました。
もう完全にシンクロです。
凛や未央の温かい心使い、プロディーサーのサポートもあり、自分の原点に気づく卯月。
そんな卯月の笑顔が印象的そして感動的です。
とはいっても私、沈着冷静、スターオーラ全開の凛推しですが。