紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
森久保祥太郎さんの快演
本作はラブコメとしても青春物としても中途半端で消化不良なストーリーなので
個人的にはそんなに心惹かれるような物語ではなかったから初回から最終話まで
1.5倍速での視聴になってしまった。
もう少しがんばってストーリーの創作をして欲しかったが、13話という短い尺で
それなりに起承転結させて結末まで収めたのは、コメディーアニメのシナリオとしては
まあまあ及第点かな。
ただストーリーもシナリオあまり時間がなく即興で仕上げたような印象なのだが
深夜の短い枠ではなく夕方や早朝のお子様枠で25話以上のロングレンジで放送して
いたら意外と子供には好評だったかもかもしれないというのが完走し終えて思った。
まぁスタッフ的にはあまり期待できない体制だったが、これだけ多くのキャラクター
とキャストを集めた割りには作品全体に漂うしょぼい雰囲気は否めない。
あんなにキャストがいるなら、もう少し違った物語の展開に出来たのではと
考えると実にもったいない配役ではある
私が本作を完走出来たのは、なんと言っても、森久保祥太郎さんが演じた熱くうざい
瀬良カイトの快演だろう。あの勢いのある演技で、いまいちつまらない物語の
作品でも最終話まで引きずってこられたのかもしれない。
それからたいして褒めるとこがあまりない本作だが、EDの演出はとても良かったと
思う、曲の進行に合わせて絵をつなげていく演出はままあるが、曲の雰囲気と絵が
良く合っていたのではないかな。
後は、女の子のキャラデザは個人的には嫌いではなかった事ぐらいか(笑)
余談
最終話でなんとなく続編への雰囲気を匂わせていたが、今このレビューを
書いている時点で円盤が発売されていないのでなんともいえないが、下馬評では
かなり厳しいそうだな
11月25日 余談追記
10月28日に発売された第1巻の発売枚数が出ていたので追記します。
Classroom☆Crisis 第1巻753枚
まぁ下馬評どうりでした。
オリジナルアニメとしてこの売り上げでは致命的かな、この枚数では
2期の制作はほぼないだろな
まぁ2期があったとしても、視聴するとは思えないけど