ムッツリーニ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やりたい放題だがそれがいい
赤塚不二夫原作の『おそ松くん』に関してはそれぞれのキャラと名前や「シェー!」の元ネタであることを知ってるぐらいで実際に読んだことはないんですが、それでも「あー、確かに昔のギャグ漫画ってこんなんだったわ」と妙な懐かしさを感じました。
明らかに過剰すぎる下ネタに加え、現代作品の過剰すぎるパロディーや酷すぎる風刺等、何となく暗黙の内に守られていたルールを破壊して周りながら、しかしそれがギャグとして収まっている匙加減は絶妙の一言です。
ただ、規正がまだまだ緩かった時代の作品を元にしているため、おそらく想像している以上にチ○コだのウ○コだのといった言葉や描写が乱舞しますので、そうしたネタが受け付けない人には全くオススメできない作品ですね。
私は下ネタにもブラックジョークにも爆笑できる質なのでこの作品は面白いと思うんですが、そういうものを受け付けない、ある意味笑いのハードルが高い方には何が面白いのか全く理解できない作品でしょう。