退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
地味すぎると思ったら後半に弾け飛ぶ
ファンタジー戦記としては珍しい世界観が特徴のアニメ。
日本文化を彷彿とさせるが文化水準と民族性の強さから中華戦国時代に近い。
内容は2006年のアニメとは思えないほどステレオタイプ。
物語は大筋予想通りの展開が続き、多数の思惑が同時進行的に入り乱れる戦記の魅力が薄い。
キャラは大体印象通りに作中でも扱われるため特にダメでもなければ良くもないが
役割がはっきりしすぎているためか主要人物から周りのモブまで感情の動きが雑。
特に目を引く要素が無く視聴を続けるにはかなり地味。
ただ、後半に色々とかなぐり捨てた展開が待っている。
賛否はともかく最後のやりたい事をやりきった感が潔い作品。
タイトルもそこに来て意味を持つ。
作画はかなり微妙、特に13話あたりまで。
その後は雰囲気が変わり動きも滑らかさが出てくる。
OP・EDテーマは作品を意識した良い楽曲。
特に最終話EDテーマが素晴らしく、曲だけでも感動出来るレベル。
これを聴くために最後まで視聴するのも悪くないかもしれない。