りおんぱん さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「にゃ・・・にゃぁぁぁぁ!」
千年前、世界を破滅に追いやった魔神と呼ばれる存在が
一輪の花を武器とした聖者によって封じられた。
一輪の花の聖者は「いつか魔神は蘇るが
そのとき自分の力を受け継いだ六人の勇者が現れて魔神を封じるだろう」
と予言を残した。その予言通り過去二度に渡って魔神が目覚めたが
運命の神に選ばれた6人の勇者により復活は阻止された。
そして今、三度目の魔神復活を前に、勇者たちが集結する。
だが、その体に六花の紋章が浮かび上がった勇者はなぜか、7人存在した…
~感想~
原作・未読
選ばれし6人の勇者が魔神を倒しに行く王道ストーリーかと思いきや
7人目の敵は誰かというサスペンスのほうが強い新しい作品
面白いことに主人公・アドレット・マイアが
他の勇者と違って超人の域には達していない普通の人間だったことです
単純に実力で劣る相手に対し様々な武器を使ってわたり合う様は
ちょっとした頭脳戦になっていて面白かったです
ほかのキャラもそれぞれにしっかりとした特徴もあってよかったです
最初はなんだ?って思ってましたが中盤より
実力はもちろんのこと、知力も素晴らしく
戦闘を好む冷酷さがあると思いきやアドレットと友情関係を築き
ただ一人、アドレットが7人目ではないと最後まで信じてた
ハンス・ハンプティの魅力にやられました
最後まで誰が7人目か分かりませんでしたが
私の予想は意外にもチャモ・ロッソではないかと思いましたが大はずれ
ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラとまさかのお姫さま
でも誰もが7人目になりえる展開が面白く見どころの1つではないかと
そして7人目が見つかりやっと魔神を倒しに!ってところで
またまた7人目の登場の見せ方は面白く私は好きです
誰が7人目か?ということよりも
アドレットとフレミー・スピッドロウがくっつくことが
意外すぎて驚きは隠せませんでした
2期もあれば観たいですが
とてもキレがよく期待は出来なさそうです