azure36 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
改めて観て…
コードギアスを改めて観て感じたことは…
やはりR2は気持ちが盛り上がらないというところですね。
一期の引きは完璧でした。
最終的に妹が大事なルルーシュ、ユフィの敵を討ちたいスザク、想いを胸に秘めながらも共犯者として戦うCC、共犯者日本独立の為に戦う黒の騎士団も好きでしたね。
それをぶち壊したのがR2です。
キャラクターの心情がはっきり言ってまるで分かりません。
1話で海の底に沈んだCCがあっさりと帰ってきた時はなんのための25話の離別だと思ったものです。
紆余曲折ありながらも黒の騎士団を結成し、炊きつけ、個人的な理由で勝手に切り捨てたルルーシュに対し正体を知っているカレン、仲間や四聖剣を失った藤堂が簡単にゼロを受け入れるということが納得できませんでしたね。
空を飛ぶナイトメアフレーム、独りよがりな発言するのに裏切られたと思ったらすぐに切れるルルーシュ、アルビオン&聖天八極式の簡単な登場、ナイトオブラウンズの使い捨て、(いくら自分を救ってくれた者といえ)シャーリィを殺したロロを弟と認める、などなど粗が多すぎます。
そしてラスト、全ての憎しみを自分に集めると言い、恐怖の象徴として君臨した後の盛大なる自殺。
まあやさしい世界実現する為にそういう手段もありなのでしょう。
ただ…ブリタニア軍人をギアスで使い捨て、大量虐殺したことに誰も触れずルルーシュありがとう的なエンディングに綺麗にしたのは正直納得いかないですね。
結局撃つ覚悟のある人間を無理やり仕立て上げて戦争に参加させたのですから。
なんか消化不良でしたね。
意表をつくことに囚われすぎてキャラクターの良さが死んでしまった。
1期25話までの次どうなるんだろうという高揚感が存在しなかったんですね…勿体無い