天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
イマイチだけど気になるアニメ35
しかし、よくこの作品アニメ化出来ましたね(汗)
内容は悪の秘密結社「電柱組」が、過去の悪の組織が東京から(というか、ほとんど東京周辺なのは予算及び製作スケジュールの関係から・・・ゴホンゴホン)侵略を開始して失敗したのを教訓に、九州某県から侵略を開始した為、事態を重く見た県知事が県議会を招集し、満場一致によりヒマを持て余していた県立今津留高校野球部を県立地球防衛軍とし立ち向かう事を決めた事が始まりです。
まあ、原作が特撮ネタをふんだんにちりばめたマニア向けの作品(各話のタイトルはウルトラセブンのパロディ)で、作者の安永航一郎の作風もあり、まさかアニメ化するとは、ホント思いませんでした(笑)
ちなみにアニメでは防衛軍の隊員が衝撃波で敵メカを破壊したり、宇宙空間において野球バットからの光線で敵要塞を破壊するシーンがありますけど、当然ウソです(苦笑)
やってるのは低レベルの争いで、忍び込んだ隊員がダシを取られてスマキにされて川に落とされたり、使用するメカがリヤカーだったりします。
作画は上手く原作のシュールな空間を再現出来たかというと、?でしたけど、声優陣が豪華なんですよね、これ。
県立地球防衛軍の隊員(主人公?)の盛田がアムロ、敵のチルソニア将軍がシャア、他にもララァ、ブライト、スレッガー、ウッディが出ており、何これガンダムな世界は無駄の一言です(おいおい)
今、新しく作ったら面白くなると思うんですけど、やっぱり当時だからアニメ化できたんでしょうね。
あと、主題歌及び挿入歌は忌野清志郎です。
思わず無駄無駄無駄無駄無駄無駄~っって言いたくなるほど、このアニメは力の入れるところを間違ってましたね。