keylove さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ここまで完璧なアニメ作品はないとまで思ってしまう。圧倒的なシーズン!
物語シリーズのアニメ版としては、第4弾。
偽物語、猫物語(黒)とは一線を画す圧倒的なストーリーでした。
このセカンドシーズンは概要で言えば、化物語をもっと深く掘り下げたようなストーリーとなっていて、時系列も少し複雑になっています。
かといって、話がわかりにくいわけではなくて、むしろなぜこうなっていったのか、はっきりとわかるようになると思います。
物語シリーズの独特の作画、言葉使い、世界観は完全に維持されていますし、その世界観があるからこそ、2クール26話という話でさえ容易に観れてしまう。
化物語のレビューでだいたいのことは書いてますが、このセカンドシーズンに登場する人物を簡単に書いておきたいと思います。
このシリーズは独特の世界観や最高のクオリティーに加え、声優陣が豪華であることも大きな評価の対象ですね。
もちろん、このシリーズだからこそ、この声優さんたちが必要だったのでしょうけど。
まずは、
阿良々木 暦(あららぎ こよみ) - 神谷浩史さん
この物語の絶対的主人公です。
どのエピソードに関してもこの人物なしでは語れませんね。
cvの神谷浩史さんは、Angel Beats!、黒子のバスケ、デュラララ!!他多数で大活躍されていますね。
そして
戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ) - 斎藤千和さん
絶対的ヒロイン
その特徴的な性格と行動はアニメ界の中でも随一の存在感ではないでしょうか。
ツンデレという言葉だけでは表せない何かを持っていますね。
cvの斎藤千和さんは、ARIA The ANIMATION、魔法少女まどか☆マギカ、IS 〈インフィニット・ストラトス〉2他多数で大活躍されていますね。
次に
八九寺 真宵(はちくじ まよい) - 加藤英美里さん
幽霊少女。
暦の大の仲良しであり、からかい相手。
その過去には悲しいエピソードもあるけれど、いつも明るい女の子。
この物語が幼女的だと言われる一人の要素。
cvの加藤英美里さんは、らき☆すた、魔法少女まどか☆マギカ、Wake Up, Girls!他多数で大活躍されています。
次に
神原 駿河(かんばる するが) - 沢城みゆきさん
このセカンドシーズンではほとんど登場しません。
別の回で詳しく述べます。
次に
千石 撫子(せんごく なでこ) - 花澤香菜さん
暦をお兄ちゃんと慕う中学生。
容姿は完璧で可愛いというのが印象的。
おとなしくて引っ込み思案なところがある。
cvの花澤香菜さんはいうまでもなく、ですが、Angel Beats!、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、IS 〈インフィニット・ストラトス〉他多数で大活躍されていますね。
次に
羽川 翼(はねかわ つばさ) - 堀江由衣さん
頭脳明晰で性格は温厚、でもどこかに寂しさを抱えている暦の同級生。
なんでも知っていると暦からは言われている。
洞察力、知識、観察力、予測などすべてにおいて優れている。
戦場ヶ原ひたぎの友達でもある。
cvの堀江由衣さんは、Kanon、ひぐらしのなく頃に解、咲-Saki-他多数で大活躍されていますね。
次に
忍野 忍(おしの しのぶ - 坂本真綾さん
本名をキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(Kissshot Acerolaorion Heartunderblade)という、元最強のバンパイア。
現在は幼女の姿をしている。
これもまた、この作品が幼女的と言われるところでもある。
cvの坂本真綾さんは、機動戦士ガンダムSEED DESTINY、黒執事、ゴッドイーター他多数で大活躍されています。
次に
斧乃木 余接(おののき よつぎ) - 早見沙織さん
暦とはもともとは敵対していた憑藻神の童女。
cvの早見沙織さんもいうまでもなくですが、そらのおとしもの、あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない、俺の妹がこんなに可愛いわけがない。など多数で大活躍されていますね。
次に
貝木 泥舟(かいき でいしゅう) - 三木眞一郎さん
「偽物の怪異」を専門とする詐欺師。
その腕前は超一流で、怪異さえも凌駕してしまうほど。
ざっと記載しましたが、このセカンドシーズンの登場人物は多いので、他は別の何かを参考にしていただくか、観て知ってもらうかですね。
とにかくこのセカンドシーズンはその登場人物の魅力が数倍、もしくは正反対に素晴らしく描かれていて、本当に一人ひとりの物語を大切にしていると感じることができるようになっていますね。
特に、忍ちゃん、可愛い!
もう、あれほどの可愛らしさは、他のアニメのキャラのどれと比べても類を見ないほどに可愛いです!
もちろん、戦場ヶ原ひたぎも可愛い!ですし
羽川翼も可愛い!です。
それと、この前の物語を観た人からすれば嫌いな存在かもしれない
貝木 泥舟(かいき でいしゅう)が、特別に魅力的でした。
これは特筆して良いと思います。
彼なくして、このセカンドシーズンの素晴らしさはなかったとさえ言えるほどに良かったです。
そして、驚愕のラストでした。
それは述べませんが、最後まで観ないとこのセカンドシーズンのすべては絶対に感じることができないと思います。
採点として、音楽は化物語が良かったので引きましたが、
それ以外は、どのアニメ作品よりも一つ出ている気がして、5点じゃ足りなかったって思うほどです。
作画、世界観、物語、キャラ、なにもかもが完璧だと思いました。
最終シーズンに向かって現在進行中ですが、これほど楽しみなアニメ作品は他になかなかありません。
観ていない人には絶対にオススメの作品ですね。