愛花 さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
『例外のほうが多い規則(アンリミテッド・ルールブック)』僕はキメ顔でそう言った
サブタイトル「よつぎドール」
憑喪神、斧乃木余接(おののきよつぎ)ちゃんの物語。
阿良々木くんは妹の月火ちゃんと一緒にお風呂に入っていると(←)自分の姿が鏡に映らないことに気付く
忍の提案で2人は影縫余弦に会いに行く
{netabare}
余弦と余接の診断では阿良々木くんは吸血鬼になることに慣れてしまったために身体が吸血鬼に近づきすぎてしまったというものだった
もう吸血鬼の力に頼らないと誓う阿良々木だったが、妹2人と神原駿河が攫われたという報らせが入る
攫ったのは手折正弦、不死身の怪異の専門家だった
阿良々木くんは余接とともに3人の救出に向かう
阿良々木くんは正弦の前に立ちはだかるが、正弦は阿良々木くんにさほど興味を示すふうでもなく、ただ自分が意図せず何かに動かされているような発言をする
その直後、正弦は死ぬことを望んでいるような口ぶりで余接に話しかけ、余接は正弦をアンリミテッドルールブックで吹き飛ばした(おそらく正弦は死亡)
後日、この事件は阿良々木と余接を引き離そうとする何者かの意図がはたらいていたとの考察があった
{/netabare}
今回はこれまでとは違って、阿良々木くん視点で見ると事件が勝手に解決した物語でした
人が1人いなくなってしまい、しかもそれはただ阿良々木くんと余接の仲を離すための工作のとばっちりみたいなもので、すごくもどかしい終わり方でした
裏で糸を引いている人間がいるようなので、憑物語がこれからの物語の伏線として働き、このもどかしさが納得に変わってほしいと思います(*^_^*)
ところで余弦と正弦の地面を歩けない呪いってなんなのでしょう(・・;)
2人が不死の怪異を専門としていることと関係があるのでしょうか?
それとも余接ちゃんが関わっているのでしょうか?
この物語を見終わって、余接ちゃんがすごく好きになっていました(^ ^)
余接は今回化物として人殺しをしたわけですが…
それはやっぱり、阿良々木くんと3人を無事に帰したいという彼女自身の考えがあって…
他に方法があったのに、と彼女は言いましたが、他の方法は全部それなりのリスクがあり、また運がなければできなかったと思います
そして何より、もしものことがあっても「鬼いちゃん」に人のままでいて欲しい
「鬼いちゃん」がまた吸血鬼の力に手を出さざるをえなくなって、「鬼いちゃん」と敵同士になるのは嫌だ
っていう人間らしい気持ちがあったんだろうなって思います…
余接ちゃんのcvは早見沙織さん
私のイメージにある早見さんの声とだいぶ違うので驚きました
OPのオレンジミント、本当に良いです!
曲のリズムも、それにぴったりのポップなアニメーションも最高です♪
最近発売された愚物語も余接ちゃんヒロインなのですよね
原作読んだことないのですが、この機会に手を出してみようかしら…( ´ ▽ ` )ノ